続々搬入…

2014年9月16日(火) ブログ
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来週木曜日から始まるキルト展[ふたりのカラフルワールド]、先日から少しずつ作品を持ってきてもらっていましたが、いよいよ今日は二人とも全作品を搬入です。

2階の屋根裏部屋に毎回平らな台を組んでその上に広げて乗せて保管するのですが、今回は大きな作品がたくさんあります。

一枚一枚懐かしく、作っておられた当時のことが改めて思い出されます。

ドールハウスのように手がこんでいる作品も多く、
(本当に縫うのが好き)
でなければできないなあ、と思います。

キルトは写真に写っているの×2、くらい、その他 クッションやぬいぐるみやレースグッズやいろいろありますので、今日も電話をかけて来て下さった新聞社の方が
「何点くらい?」
と、聞いて下さったので
「立体的なものを入れると120点くらい」
と、答えました。

森麗子さんの刺繍

2014年9月15日(月) ブログ
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ようやく[ワンポイント刺繍]の提出作品4枚、フィニッシュ!しました。

気軽にお引き受けしたものの、思っていたよりかなり~_~;~_~;

[ワンポイント…]ですから一つ一つがとても小さかったのと、指定の布の目が詰まっていたこと、裏糸が透けないように接着芯を貼るのとでとても硬くやりにくかったのです。

でも、小さな画面に47色もの刺繍糸を使わせてもらったのでそういう意味ではとても贅沢な経験でした。

子供の頃から刺繍は大好きでした。

興味がありましたから小学生の頃から刺繍には日本刺繍、スウェーデン刺繍等あり、一般的によく刺されているのはフランス刺繍、ということも知っていました。

子供の頃は背伸びしたくなるものですから金糸、銀糸で着物や帯に日本刺繍をした事もありますし、作りたい、と挑戦するのは雑誌[ミセス]掲載の作品だったりしました。

そして憧れたのは森麗子さんの美しい刺繍。
特別に複雑な技法ではなさそうなのに色と形がモダン。
繊細な可愛らしさがあって品が良くって…。

あの頃の[ミセス]に載っていたのですから今はもう90歳を越えておられるはずです。

たしか東京女子高等師範学校、現在のお茶の水女子大学を出られた才媛でいらしたと思います。

温度差

2014年9月14日(日) ブログ
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毎年のような残暑も今のところなく。
秋が始まったような快晴の青空。

今日は第二日曜日で定休日。

いつもよりのんびりいただく朝のミルクティー。

今日はこのティーカップの事を書かせていただこうかな?
と、思っていたのです。

でも…。

例によって針を動かせながらiPhoneラジオ?で検索していくうち、
2012.4.9のMBSラジオの[たねまきジャーナル  報道特別番組  作業員が語る福島第一原発  TVでは報道しない原発事故末端作業員の驚きの証言・完全版]
というのを聞いていたら、とてもそんな気楽な話題を書く気は失せてしまいました~_~;

関西弁の人、多かった。

とっても若い声(まるで高校卒くらいの)、多かった…。

再稼働?

2014年9月13日(土) ブログ
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一針一針、焦っても仕方ない刺繍の友にiPhoneをラジオ代わりに聞いています。
確かに、たくさんの識者、有名人、専門家、と言われる人や一般の方達が原発の危険性や差別性を訴えているのに、テレビに映るニュース等では成り立ての経産大臣が
「川内原発の再稼働を…」
と、何事もなかったかのように涼しい顔で言ったりしています。

ビックリするほど、伝わらないのでしょうか?

私は以前感動した「大飯原発差し止め判決」の判決文を読みたくなりました。

インターネットで検索すればすぐに出てきます。

(全文じっくり読んでみよう)
と、思っていましたが情けなくもすぐにギブアップ!~_~;
裁判の判決文てこんなに長いのか~
今更ながらビックリしてしまいました。
訴訟と弁護側の趣旨に沿って、一つ一つ事細かに記してあります。

それで、特にいろんなメディアで話題になった最初と終わりだけ、コピペしようと思います。
もし、まだお読みじゃなかった方はぜひご一読を。

「理由

1 はじめに

ひとたび深刻な事故が起これば、多くの人の生命、身体やその生活基盤に、重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、
その被害の大きさ、程度に応じた安全性と、高度の信頼性が求められて然るべきである。
このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公法、私法を間わず、
すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においても、よって立つべき解釈上の指針である。

個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。
人格権は、憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、
我が国の法制下においては、これを超える価値を、他に見出すことはできない。
したがって、この人格権、とりわけ生命を守り生活を維持するという人格権の、根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、
人格権そのものに基づいて、侵害行為の差止めを請求できることになる。
人格権は、各個人に由来するものであるが、その侵害形態が、多数人の人格権を同時に侵害する性質を有するとき、
その差止めの要請が、強く働くのは理の当然である。」

「原告らは、上記各諸点に加え、高レベル核廃棄物の処分先が決まっておらず、同廃棄物の危険性が極めて高い上、その危険性が消えるまでに数万年もの年月を要することからすると、
この処分の問題が、将来の世代に重いつけを負わせることを、差止めの理由としている。
幾世代にもわたる、後の人々に対する我々世代の責任という、道義的にはこれ以上ない重い問題について、
現在の国民の法的権利に基づく差止訴訟を担当する裁判所に、この問題を判断する資格が与えられているかについては疑問があるが、
7に説示したところによると、この判断の必要もないこととなる。

9 被告のその余の主張について

他方、被告は、本件原発の稼動が、電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、
当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と、電気代の高い低いの問題等とを、並べて論じるような議論に加わったり、
その議論の当否を判断すること自体、法的には許されないことである、と考えている。
このコストの問題に関連して、国富の流出や喪失の議論があるが、
たとえ本件原発の運転停止によって、多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、
豊かな国土と、そこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、
これを取り戻すことができなくなることが、国富の喪失であると、当裁判所は考えている。

また、被告は、原子力発電所の稼動が、CO2排出削減に資するもので、環境面で優れている旨主張するが、
原子力発電所で、ひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染は、すさまじいものであって、
福島原発事故は、我が国始まって以来、最大の公害、環境汚染であることに照らすと、
環境問題を、原子力発電所の運転継続の根拠とすることは、甚だしい筋違いである。」

イングリッシュ・ジャーナル

2014年9月12日(金) ブログ
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最近ももちろん、肩が凝るくらい毎日せっせと針を動かせているのですが、してるものをなかなかお見せできないのが残念です。

[コットンタイム]のプレゼント作品も刺繍の図案集の刺繍ももう一つ手がけていたものも。

と言っても時が経つのは物凄く早いですからもうちょっとしたら全部見ていただけますよ^_^

ところで、アマゾンで頼んでいた[ENGLISH  JOURNAL]の10月号、今日届きました。

実はお恥ずかしながら5年前にマイケルに突如目覚めてから
(なんとか彼の話す言葉を判りたい)との思いで 昔諦めた英会話を自分なりに細細とやってみよう、と買って聴いていたのが[多聴多読マガジン]と[ENGLISH  JOURNAL]でした。

試してみたけど[スピードラーニング]等の「日本語→英語」というのは日本語ばっかり覚えてしまって私にはダメでした。
できれば日本語を小さく一回、次、英語を大きく2回、とかにしてくれないかなあ、と思います~_~;

そんな訳でほとんど判らなくても何かニュースとかインタビューとか小説の一部とかのこちらの2冊の方が飽きないのです。
かと言って、今だに全く口から英語は出てきませんが~_~;

そんな、[イングリッシュ・ジャーナル]嬉しいことにときどきマイケルが登場してくれるのです。

ただし、今回は悪名高きあのバシールのインタビューだそうで(JJさん情報)
(やめとこかな?)
と思ったものの、巻頭のインタビューがケビン・コスナーとあってやっぱり見逃すわけにはいきません。
これから聴きます^_^

棚からぼた餅?

2014年9月11日(木) ブログ
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編み物好きのNさんが 絵キルトの傍ら、赤いバッグを編みたくなりました。

[毛糸玉]に載っているそのバッグ。
真っ赤な夏糸で円形に編まれた土台に色とりどりの、やっぱり夏糸で編んだ花や葉っぱのモチーフが立体的についていていかにもNさん好み。

「先生、この夏糸、注文しておいて下さい」

(ん?)
ひょっとしてあるかも?

若い頃、色とりどりの夏糸で編み込みのカーディガン等を編むことに凝っていた私には残り糸を詰め込んだ箱が沢山あるのです。

それはちょうどNさんの座っている背後の一番上の棚に。

「ちょっと待ってね」
椅子の上に上がって積み上げられた箱を降ろそうとした時、間に挟まっていた薄い箱が落っこちてきてしまいました。

(何が入っていたのかな?)
それは20cm四方くらいの毛糸のモチーフ。
昔、通信講座で提出していたいろいろな編み方のサンプルだったのです。

もちろんもう不要です。

そこで思いがけず喜んでくれたのはニットを洗濯でわざと縮ませたりしてバッグにリメイクするのが得意なIさん!
なぜか「キャー!可愛い

好きなことを…

2014年9月8日(月) ブログ
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先日、友人が
「今やっている仕事より、もっと本当に自分がやりたい仕事がしたい…」
みたいな話をしてくれました。

世の中でどれくらいの割合の方が、本当に自分の(したい仕事)につけているでしょうか?

この頃読んでいる、落合恵子さんの新刊[わたしはわたしになっていく]
東京新聞、中日新聞に連載されたものをまとめた本ですが、落合さんが思い出せる一番古い記憶、すなわち5歳くらいからのその時々のエピソードと思いを2ページずつの簡潔な文章にしてあるので とても読みやすく面白いのです。

その中で落合さんは書いておられます。
若い頃、文化放送のアナウンサーの時、「レモンちゃん」の愛称でとても人気があった落合さん。
でも、それがとても落合さんを困惑させ、居心地が悪かったと。
もともとアナウンサー志望ではなく、受験した出版社幾つかに落ちた結果だと。

そしてその頃女性誌に連載していたエッセイを編んだ[スプーンいっぱいの幸せ]がとっても売れたことにも本人はビックリ。
本当は[トラックいっぱいの憤り]を書きたかったそうです^^;

でもその本が売れたおかげで会社を退職、念願だった子どもの本と女性のための本専門店[クレヨンハウス]が出来たのですから。

それ以降の落合さんの活躍はご存知の通りです。

敬愛しながらも
(あの髪型は凄いなあ…)
と、思っていたら。
お母様を介護中に美容院を怠っていた結果ではあるけれど、その後も自身の社会に対する(怒り)の象徴として続けておられる、とか(・_・;
「怒髪」らしいです。
「恵子さんのたてがみ」と言ってくれる友人もいるらしいです。

さて、私も転職組の一人。
硬めの生地に刺す細かい刺繍に多少 辟易しても、無い脳みそをギュウギュウに絞って出す図案も、(好きな仕事)として自分が選んだことですから誰にも文句は言えません。

がんばりまーす

2014年9月7日(日) ブログ
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7月に依頼があった刺繍の本の仕事、いよいよ提出期限まで後10日となってしまいました(;゜0゜)

他の仕事も重なり、まだ単色の方しか出来ていません。
今日からはこのたくさんの色糸を使って、早く始めないと…。

これは見本帳から選んで私がリクエストしたのを送って下さったもの。
(どんな色を使うだろうか?)
とまだわからなかったのでつい沢山リクエストしてしまいました~_~;
贅沢!
思っていたよりシンドイ仕事でしたが、その見本帳に、ずっと探していた、それこそ心斎橋の[カメシマ]へ行かないと手に入らないかな?と思っていたカットワーク用の刺繍糸「コットンアブローダー」が載っていて、早速ちゅうこうさんに注文できた、というイイコトもありました^_^

ところで下の糸は[アブリル]というお店の糸です。
様々な変化に富んだ美しい糸が売っているのですね。

先月、リネン&レース展を観に来てくれたSさんが編んだものをネックレスにしていて
「西宮ガーデンズにあります」
と、教えてくれたけど行く機会もなく過ごしていたのですが先日京都へ行かれた方からお土産にいただきました。
京都が本店なんですね。

せっかくなので私もくさりに編んでみて、ちょうど夏服だと首が開きすぎて寒いナ、と思っていたので巻いてみたのですが、若いSさんが巻いていたのとなんだが様子が違ったナア~~_~;
Sさんだと可愛かったのに…(-。-;

ゆうパック

2014年9月6日(土) ブログ
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ネットショップでお買い物くださるお客様へ

今日はお知らせがあります。
お客様のもとへ品物を配送させていただく方法、今まではクロネコヤマトの宅急便のみの扱いでしたが、この度、主にゆうパックを利用させていただくことになりました。
もちろん、今まで通り、日にち指定や時間指定も、代引きも可能です。
そして、やはりクロネコヤマトの宅急便での配送も可能ですので、もし、そちらをご希望の方はその旨、「お問い合わせ欄」に記していただければそのように対処致します。
どうか、よろしくお願い申し上げます。

写真はいろいろとうちのホームページの操作をして下さるHさんの旦那様。
久しぶり!ということで皆で食べに行った夕食の場でもいろいろと調べ事して下さいました(^_^)

ぶどう

2014年9月5日(金) ブログ
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小布をまあるく裁って、縁をチクチクぐし縫いして、真ん中に綿を入れて…

ゆう風舎を始めた頃、よく布のぶどうを作ったものです。

友達から貰ったホビーラホビーレの巾着袋のキットから習ったのだったっけ?

そういえばもう10何年も前、コットンタイムからの依頼でたくさんのぶどうとリスやブルーベリーを作って表紙にもしてもらったこともあったっけ。

この[リスのリース]もその流れでぶどうの実や葉、吾木香やカラスウリや小さなリスを手縫いして秋用のリースを作ったものです。

(スタッフさんの手があいたら、久しぶりにこれのキットも作ってもらおかな)
と眺めていると、旦那様やお友達とお茶を喫みに来て下さったスタッフTさんのお母様が
「ぶどう狩りに行ってきたので(^_^)」
と、美味しそうな葡萄を下さいました。

申し訳ないっすm(._.)m

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