3日前になりますが…

2012年11月23日(金) ブログ
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今日は勤労感謝の日
私達にとってはアニバーサリー。

全然関連ありませんが3日前の11月20日は国連総会が決めた“世界子どもの日Universal Children’s Day)だったんだそうです。
その日にJJさんという方のブログに載せて下さってた記事、私も紹介させてもらいたかったのが 遅くなってしまいました。

でも、今日、絵本図書館に来てくれた可愛いお嬢ちゃんの写真と共に…

「マイケルの話題の時は長いですね(^^;」
と、よく言われるのですが…〈メッセンジャー〉ですから。
おつきあいください。

「ネバーランドでは、すべての乗り物は改良された車椅子でした。
腕が外に出ないよう、髪が挟まれないよう、マイケルは特別なケージを作らせました。
彼は安全面に気を配っていました。
乗り物を動かす人間たち、彼らは半年ごとに、身体的に障害を持つ子ども達の救出方法を学ぶ講習を受けにカンザスに行きました。

乗り物の土台はすべてカバーされており、映画館の中には、重病の子ども達がベッドに横になって映画を観られるよう壁際の部屋にはベッドをマイケルは置きました。
彼はありとあらゆることを考えていたのです。
マイケルのような富と名声を得た人たちは不快な部分を遠ざけることが多いです。
貧しい人たちや、虐げられている人たち…そういったものから距離を置くものです。
だから彼らはそれを目にすることはありません…。
マイケルはそれを毎日目にしていたのです。

80年代に私はマイケルと一緒に初めてコンサートに行きました。
彼は開演予定の約1時間前に会場に到着するとすぐにステージの後ろにあるスクリーンの向こう側に姿を消しました。
かれは[Make a Wish Foundation]の子ども達に会いに行ったのです。
重い病気を患っている子ども達で、彼らは呼吸器をつけ両親と一緒でした。
彼は真っ直ぐ彼らのもとに行き、祈りをささげその後すぐにステージに立ちました。

後に彼に尋ねました。
「マイケル、どうしてあんなことができるんだい?死にそうな子ども達と過ごし、それからステージに立ってどうしてあのようなパフォーマンスをすることができるんだい?」

すると彼は言いました。
「どうしてやらずにいられる?
そんな状況の子ども達に『会いたい』と言われたら。
重要なのは僕じゃないって解ってるよ。
彼らが会いたいのはスーパースターのマイケル・ジャクソンなんだ。
あと1週間、あるいはあと1ヶ月、その子を生かすことができるなら…」

彼はいつもこんな風でした。
子どもが死にそうだと連絡を受ければ彼は飛行機に乗って行くでしょう。
そしていつも何かを彼らに預けてくるのです。
「2、3週間したら君に会いに戻るよ」
と彼らに言って。

そんな風に、彼は幾度となく幼い命を延ばしました。
未来を楽しみにする何かを彼らに与えたからです。

―ディビッド・ノーダール(マイケルと親しかった画家です)」

アップリケトートのキット、やっとアップ

2012年11月22日(木) ブログ
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大丸ワンディ・レッスンの課題だった[アップリケのトートバッグ](バスをまつ間)と(木立ちの家)、ようやくネットショップの方にアップしました。

キットはとっくに出来ていたのに、どうしてこんなに遅くなったか?というと…。

実は 女の子の方(バスを…)に使っていた中袋用の起毛チェックが無くなってしまったからです。

グレー地にこっくりした赤の線のさりげないチェックが表のデザインととても合ってて超オススメだったのですが、メーカーさんにももう在庫無しで。

それからはいろいろな起毛チェックを少しずつ買ってみては
(これはどうかなあー)
と合わせてみては却下。
なんだか派手すぎたり、強すぎたり地味すぎたり…。

ようやく決まった赤と紺のタータンチェック。
仕立ててみると 女の子の被るニット帽とよく合って…。
やっとこれで「どうぞ!」って出すことができました。

と、思っていると、今朝部屋へ入ってきたNさんが、もうとっくに完成させていたバッグを肩に登場!

黄色のスキニー、紺のセーターによく似合います。
いっぱい荷物を入れてましたよ。

いいなあ、若い人はこんな色のスキニーがはけて。

映画[ThisIsIt]で、マイケルのオレンジのスキニー姿、私はイマイチでしたが、他のガール(女性マイケルファンのことです)達にはおおむね好評。
でもやっぱり女性が履く方が可愛いですよね。

観てきました

2012年11月21日(水) ブログ
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神戸市立博物館で開催中の[マウリッツハイス美術館展]
[真珠の耳飾りの少女]を観てきました。

その謎の多い人生と、とっても数少ない作品によって、いえもちろんその作品の魅力によって、日本に来る度に大人気のフェルメール。
この[真珠の…]の作品がその中でも一番人気ですよね。

神戸に来るなんてラッキー、でも人混みの頭越しに観るのは辛い、と夕方に入場。
4時過ぎだったので、行列も待ち時間もなく、ゆっくり観られました。

スカーレット・ヨハンセンが演じたみずみずしい少女の雰囲気、静かなデルフトの街が印象的だった映画を観たり、少し前に朝日新聞に載っていたレビューには
「印刷物を見ていたのと、本物の(少女)と会ったのは全然違いました」
と書いてあったので、
(そうなのかなあ)
と期待していました。

[少女]は…ガラス張りでした。
それに館内の照明、ちょっと暗すぎやしませんか?

正直、私には本物の持つ感動を目の当たりに、というところまでは感じられませんでした。

そして、変なことに結論。
すなわち(若い可愛い女性はトク!)と、いうこと。

だって、同じく展示されていたレンブラントの自画像やお年寄りの絵の方がやっぱり凄いもの。

足を運ぶことによって、そう感じた方もおられるかな?

カレンさんのこと。

2012年11月19日(月) ブログ
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MJには音楽関係以外に25年間ずっと苦楽を共にしてきた仕事仲間がいます。

一人はマイケル・ブッシュ氏。
彼の独特の衣装を作ってきて、ステージ上でもサッと寄って着替えさせる、ファンにもお馴染みの(オイタン)です。

もう一人は、同じく衣装係だったデニス・トンプキンス氏。
残念ながら一昨年、癌で亡くなりました。

もう一人が化粧係のカレン・フェイさんです。

トンプキンス氏は少し歳上ですが、ブッシュ氏はMJと同い年、カレンさんも同じくらいです。

若い時に出逢って、その後ずっと…ですから繊細な彼でもどんなに信頼していたかが判ります。

ちなみに2005年の児童虐待疑惑の裁判で裁判所に通う彼のパリッとしたスーツ、毎日二人で縫って届けたのも氏二人です。

そんなブッシュさんが今年、本を出版しました。
[DRESSING MICHAEL JACKSON]
その本を売るために、イギリスでも日本でも衣装展をしました。
そこまではまだしも、展覧会が終わった後、衣装はジュリアンオークションにかける、という話にファンは色めき立ちました。

MJが彼に、と譲り渡した大切な衣装。
たとえチャリティーのためとはいえ、世界中にバラバラにするとは?

結局、ファンの願いが聞き入れられたか?一部を除いてエステートに寄贈されることに…。

レガシィを伝えるため?
お金儲けのため?

MJが亡くなってから本を出版したり、その手のことはどれほど多くあったことか!

でも、ここに
「私は絶対に出しません」
という人がいます。

カレンさんです。

生前、マイケルと二人で取りかかっていた本。
彼が亡くなって、いないのだからそれで終わりだと。

なぜ、彼から「タートル」というあだ名で呼ばれていたか?という質問にも
「私にとっては特別のことですから…」
と、絶対に明かさないカレンさん。

以前、こんな言葉も
「もちろん…ある日気づいたわ…彼に恋していると。でも、私たちの人生は選択です。私は彼を何の条件もなく愛することを選びました…ロマンチックな、あるいは自分よがりなものではなく。以下略。」

ときどき、女の人の方が(男らしい)と思うことってありますね。

棺の中で横たわる彼に死化粧を施してくれたのもカレンさんだそうです。

渋め

2012年11月18日(日) ブログ
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たぶん毎年同じこと言っていますが、私が絵本を集め出した頃に比べて、今では[クリスマスの絵本]はとーっても多くなっています。

毎年毎年、たとえ大人になってもクリスマスのものはロマンチックな夢と温かい(愛)を感じさせてくれて、飽きない、人を惹き付けるものなんですね。

ところで、クリスマスの絵本、ズラリと並ぶととてもカラフル。
サンタさんの赤と雪の白とモミの木の緑、夜空の紺がやっぱり目立つでしょうか?

そんな中、かえって渋め、中間色を用いた絵本が目につきます。

(素朴で昔風の絵が素敵!)と思った上の絵本は全く読めないドイツ語の本。

ドイツ語ではCHRISTMASは[WEIHNACHTEN]というのですね。
中をあけると、ちょっとブチャイクな男の子と女の子が冒険する素朴で可愛い絵が載っています。

下のは薄い渋グリーンに黒を効かせた、とっても洒落た表紙の絵本。
よく見ると、なんとトミー・ウンゲラーの作品です。

トミー・ウンゲラーといえば、フランスのストラスブールに生まれてニューヨークに渡って[すてきな三にんぐみ]や[へびのクリクター]等を生み出した超有名作家ですよね。
なるほど、中をあけてみると、ウンゲラーさんらしい軽妙洒脱な線描でブタさんの暮らしが…。

フムフム、題名にあるMELLOPSさんというのはお父さんで4人(4頭?)の息子がいるんですね。
こちらは簡単な英語なのでなんとか読めそうですよ。

でもなんといってもステキなのは各ページの色合いです。
柔らかいウンゲラーさんの黒ペンの線描に雪の白、というよりアイボリー、後は渋グリーンと肌色みたいなオレンジピンクだけ。

マッタリとして温かでとってもオシャレ。

クリスマスというと赤と緑と白、という固定観念はそろそろ飽きてきたかも。

寄せ植え

2012年11月17日(土) ブログ
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昨日、
(本当はお花屋さんになりたかった)
お花大好きなSさんが来てくれました。

自宅で種から育てたビオラやレースフラワーに似た〈オルレヤグランディフローラ〉の苗や自作のクリスマスシーズンらしい寄せ植えを頂きました。

好きだし、若いし、さすがです、お花の名前がスラスラ…。

寄せ植えも、
「お客様がときどき聞かれるので、一応名前教えて」
というと、
「一番背が高いのが、フェアリーピンク、時計周りに、赤い葉っぱがアルテルナンテラのキャツラ、シクラメン、クリーム色の花がアリッサム、茶色い葉っぱがアジュガのチョコレートチップ、斑入り葉っぱがアジュガのバーガンディグロー、それにアイビーです〓」
ウーン、知らないの多いです。
後でメールに書いてもらぃました。

そしてもう一人。
6月に亡くなったNさんの忘れ形見のMさん。

「又ゆっくりお母さんの話をしようね」
の約束を忘れずに昨日来てくれたのです。

接客中だったもので先にカフェでお茶&ケーキをしてもらったのですが…。

二人の子育て中のしっかりしたママさんのMさん。
一人でお茶をのみながら泣いておられました。
「ずーっといつも母と来ていたから」

本当にそうでした。
創業当時からパッチワーク以外でも、絵本展、クリスマス・コレクション、どんな時でもNさんは赤穂から車を飛ばして来てくれていました。

高校生だったMちゃん。
いつか、ご結婚、ご出産。
二人の可愛いお孫さんのためにどれだけNさんが絵本を買ったり、バッグやぬいぐるみを作っておられたか…。

いつもニコニコ穏やかで芯の強いNさんの話をしました。

又何度でもしましょう。

私のカントリーNo.83

2012年11月16日(金) ブログ
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主にインテリアの雑誌[私のカントリー]

何十年と続いている人気雑誌ですよね。

昨日発売された冬号。
「カントリーの原点ともいうべきキルトの魅力をあらためて見直してみませんか?日本を代表する3人のキルターのご自宅を訪ね、作品やインテリアを見せていただきながらキルトにまつわるあれこれをたっぷりとうかがいました」
と、いう特集があります。

その3人のうちの1人として、なんとゆう風舎のyukariさんが…!

「日本を代表する」だなんてトンデモナイ!!
「キルター」の端くれにもひっかかっているかいないか?の私ですが、運よく載せていただけたのですね。

もうお二人は若山雅子さんと柴田明美さんです。

いつも思うのですが、全く本人の写真無しならどんなに嬉しいでしょう?
昔むかし、初めて雑誌に載せていただいた30代の頃はともかく、だんだん歳いってくる自分の写真はどうも…(>_<) と、ブツブツ思っているのは自分だけで、見てくれた方は 「いつもの先生でしたよ〜」 と明るく言って下さいます(゜_゜) 何はともあれ、その他の写真は嬉しいものばかり。 [ストーリー・キルト2]には間に合わなかった最新作の[ハウス]の一部もバッチリ載せてもらっていますし、懐かしい昔むかしの作品も… 何より〈ストモス・マイケル(解る人にはわかる(^-^))も〈チビマイケル〉も写ってる! ありがたいことです。 この〈冬号〉 毎年素敵なカレンダーがついているので人気があるそうです。 よかったら覗いてみて下さいm(__)m

新田さんの本

2012年11月15日(木) ブログ
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ロングセラーの雑誌[私のカントリー]

表紙を開いたとびらに〈新田恵子のぶらり散歩道〉という連載エッセイがあります。

その新田さん。

何を隠そう、[ストーリー・キルト]1、2共にお世話になったライターさんです。

親しいIさんもHさんも元々〈ぶらり散歩道〉のファンで、私の本の担当を聞いて、
「きゃあ!新田さんで、ヨカッタですねー!」
と喜んでくれたものです。

その新田さんが、今年の春にフランスへ取材に行ったり、夏に(今年の夏も暑かった〜)東京と大阪を往復して忙しく仕事されているのは知っていました。

そして今日。
(汗と涙?の結晶)2冊の真新しい本を手にとることが出来ました。

神戸屋パンの、[パンがもっと食べたくなるレシピ]
と、
マニーが取り扱っているフランスの雑貨商〈コントワール・ドゥ・ファミーユ〉(ゆう風舎でも多少取り扱っています)が提案するパリの暮らしの本、[ノスタルジック・パリ]―どちらも主婦と生活社刊
です。

届いたばかりなので まだパラパラっとしか見ていませんが、どちらもとっても魅力的です。

パンの本の方は、カメラマンが先日[私のカントリー]冬号でお世話になった方(とーっても好い方でした)ですし、神戸屋ベーカリーレストランは芦屋等、昔からお馴染みのお店です。

パリの本の方はフランスのお店の中や家庭がいっぱい写っていてとっても嬉しい。
又いろいろな参考にさせていただきます。

新田さんたちが苦労して作り上げた本。
大切に見せていただきます。

クリスマス・バージョンに

2012年11月14日(水) ブログ
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この寒さで紅葉も一気に加速したに違いありません。どこかへ行きたいけれど…。

まだ、ダメです、ダメです。

ちょっと疲れ気味の私は少々のんびりさせてもらいましたが、図書館担当の連れ合いは朝から大変です。

ご好評いただいた[名作しかけ絵本展]が終了。
明日からは[冬物語しかけ絵本展]、季節柄、色とりどりのクリスマスの絵本もいっぱい飾られました。

ふたところに特集があって(うず高くなっていますからすぐにわかりますよ(^-^))一つは〈サンタのおうち、おもちゃ工場〉、もう一つは〈くるみわり人形〉の絵本。

クリスマスに関係のない、〈冬の物語〉の絵本もありますよ。

毎年連れ合いが大変なのは飾り付けです。
モミの木のガーランド、いろんなものを巻き付けて天井の梁に 吊るします。

これで図書館は一気にクリスマス・バージョンに!

12月22日までは、絵本図書館は 月・火・木・金・土の11時から16時まで開館していますよ。

冬のキット、アップしました

2012年11月13日(火) ブログ
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何年か前に作ったウールのタピスリー[ジャスト・スノーイング]

[ストーリー・キルト〜季節とともに〜]にも載せていただいていますが、実はその周りにはレース地を使ったパッチワークがつき、その周りにもからみ織りのボーダーやリボンがついています。

そこでリニューアル。
雪の降りしきる村だけにしました。
素材も少し替えて…。

よりいっそう気軽にお作りになれますよ。

小さなキルトなのでぜひ挑戦してみて下さい。

最近お邪魔しているブログさん。
マイケルの言葉や外国のブログの記事を翻訳して載せてくれていて…。

その方もお仕事と子育て、主婦と、とっても忙しいだろうにほぼ毎日ブログを更新。
一生懸命和訳して下さいます。

皆、マイケルの本当の姿を少しでも知ってほしい、と必死なんです。

その方のブログから…

[MICHAELが遺した言葉]

「自分は父親になる準備ができていると思っていましたが、そうではありませんでした。
子ども達がどれほど素晴らしいのか学んできましたが…。

みんな“赤ん坊はどうだい?”と聞きます。
いつも児童心理学の本を読んでいますが、それ以上にはるかに喜びに満ちたものでした。
プリンスとパリスは、大いに僕を変えました。

子ども達が僕から学ぶのと同じくらい 僕は彼らから学んでいます。
誠実な心を持つこと、立派な精神を持つ人になることを教えられます。
そしてありのままの自分でいることを。

僕は彼らを真似ようとします。
みんないつも“子どもじゃあるまいし”と言いますが、僕はより子どものようなふるまいをしたいんです。
彼らは純真だから、彼らは神なのだから、彼らは汚れていないから
僕は彼らのように、やさしくて謙虚であろうとしたいのです。
―Michael Jackson」

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