ドット、どっと

2013年1月18日(金) ブログ
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1年で一番寒い季節ですが、春らしい明るい色調の布が少しずつ入荷しています。

きりんさんに引き続き、今日は有輪さんの布も少し届きました。

水曜日に行った有輪さんの展示会でも、ついでに立ち寄った[Chuko]でも、私の目には様々なドットプリントがいつになく充実しているように思えました。

特に[Chuko]に並んでいるUSAコットンには去年あたりから大小いろいろ、かなり大胆なドットプリントが充実しています。
国産のと違ってドットの大きさも色彩も思いっきりがいいのです。(写真上:ためしにカットクロスだけ買いました)

反物で買ったグレー地に白やピンクのも可愛いです。

その点、有輪さんのは日本人好みの(中途半端)な色合いですが、チョイひねりしたこのドットシリーズはとっても気に入りました。

入荷した春物生地、
(何にしようかなー?)
とまだ私の机のそばに並べていますが、もしご来店の時、
(見てみたいな)
と思われる方は遠慮なくおっしゃって下さいね。

付録(^-^)

「私は、あなたが息子にしてくれたことを決して忘れません。
あなたに会った後のことを、医師は奇跡と呼びました。
まるで彼がエイズではないような数ヶ月だったからです。

正義が守られた今、私の感謝の気持ちを伝えたいと思いました。
あなたが心やさしい人で、みんなを助けたいと願っている人だということを私は知っています。

息子はもうここにはいませんが 彼はいつでもあなたのことを空から見守っていると思います。
彼はあなたがしてくれたことを忘れたことは一度もありませんでした。
God bless you」

これは2005年、あの忌まわしい裁判でマイケルが全面無罪を勝ち取った後に届いた、イタリア在住のあるお母さんからの手紙です。

彼女の息子は母子感染のエイズに冒され、16才でこの世を去ったのですが、もうすでにかなり進行していた14才の時、大ファンだったマイケルに会え、楽屋でハグされたりキスされたりプレゼントをもらっただけでなく、コンサートの終盤[ヒールザワールド]の時に、歩くことが困難で椅子に座っていた彼をマイケルは抱き上げ、ステージに。
それからの彼の体調は著しく回復、歩き、走り、よく食べ。
残念なことに2年後、インフルエンザ脳症で亡くなったそうです。

こういうこと、マイケルが亡くなってからいっぱい明らかになっています。

きりんさん

2013年1月17日(木) ブログ
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驚異的な大きな目、長い睫毛、優しい眼差し、細長い手足。

なんとなくマイケルを思わせるきりんさんが大好きです。

でも、もちろんマイケル以前にも好きで、ぬいぐるみも作ったし、何年か前に発売された[ふみの日]記念切手のブルーナさんのも、きりんさんだけは使わず何枚か残してあります。

テレビで見るきりんさんの出産。
産まれたばかりの赤ちゃんが、細い細い足でもう立ち上がろうと努力する姿はたまりませんね。

昨日、[Chuko]さんでカラフルなきりんさんプリントのUSAコットンをみつけ、
「キャワワワ!」
と買ってきましたよ。

さあて、何にするかな?

パンケーキ

2013年1月16日(水) ブログ
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スイーツにも流行りがあり…。

去年あたりからテレビでも「人気のパンケーキ」とか紹介されると食べたくて仕方がありません。

何せ私は[ホットケーキまだ?]とかの作品を作ったくらいにホットケーキ、パンケーキに目がありません。

写真の作品も30センチ四方の小さな作品ながら、ちゃあんとホットケーキもメープルシロップも作ってありますよ(^-^)

大阪梅田近辺にもパンケーキ人気店が2、3店あるようで秋にHさんとランチの時に挑戦しようと思っていたのですが、あまりの待ち時間、という噂だけで断念していました。

ところが胸の中にはまだフツフツと未練絶ちがたく…。

今日、有輪さんの春夏物発注展示会、お連れが
「3食、甘いものでもOKですよ」
という方だったもので、もう一度挑戦。

でも超人気の、ハワイアンパンケーキの2店はやめて、今日行ったのは分厚く焼いた[スフレパンケーキ]が有名なホワイティ梅田にある[星乃珈琲店]

注文してから20分くらいでフカフカのパンケーキが焼けてきました。
コーヒーも美味しく、満足、満足(^-^)

あ、もちろん、有輪さんでも、[Chuko]のUSAコットンのも、春らしいきれいな布を注文してきましたよ。

あったか絵本コレクション

2013年1月14日(月) ブログ
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三連休最後の日。
今日は[成人の日]

それなのに朝から雨降りで
(あいにくだなあ)
と思っていたのですが、東京は大雪で大変だったのですね。

土曜日に来店下さったSさん姉妹もそれぞれお勤めの会社が銀座の近く、とおっしゃっていたので、お休みの日でヨカッタですね。

妹さんのUさん、
「絵本の数もはんぱじゃない!又ゆっくり来ます!」
っておっしゃって下さって嬉しかった!

その、絵本図書館。
クリスマスものを片付けて(冬物語)ものを並べてみると、どうも(寒そー!!)で(>_<) そこで、連れ合いは一生懸命できるだけ温かそうな、しかも冬ならではの喜びの…絵本を集めましたよ。 たとえば美味しそうなスープの出てくる絵本だったり、編みものが主役の絵本だったり。 この絵本もそう。 ルース・ハーソン作(イギリスの人?)篠原ともえ訳のしかけ絵本、 [おばあちゃんのおくりもの] です。 編み物のオリンピックに出られるくらい得意なおばあちゃんがスーツケースいっぱいの毛糸と編み棒を持ってわたしの家に泊まりに来て… 家中はおろか、町中の皆のものを編んであげるお話です。 〈みんな〉の中には動物園の動物や宇宙飛行士も。 みんな、カラフルな編み込みのカーディガンを編んで着せてもらっていますよ。 編み込みセーターは私も大好き。 いろんな糸で編むのも楽しいけれど、〈最強〉にあったかいのです。 この季節、1、2月は絵本図書館開館は土曜日の午後だけになりますが、 (買いたいな)と思われる方は平日でもお声をかけて下さいね。

男の子用

2013年1月13日(日) ブログ
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新作のレッスンバッグ。
今度は男の子用が出来ました。

アップリケの自動車全体がポケットなんですよ。

気に入ってくれる子、いるかなあ?

それにしても、私としたことが、女の子用は[お人形とバッグ]、男の子用は[自動車]だなんて、完全なステレオタイプで…。

本当はもっと自由な発想が欲しいのですがなかなか難しいです。

それこそ、昨日のファンサイトで東京のSAEさんという方。
かっこよくハーレーのバイクを乗り回しておられますが、バイクに乗るようになったきっかけはマイケルの〈追っかけ〉をしたかったからだそう。

当時コンサートのために来日していた彼を、宿泊先のホテルから出発するのを見届けて追っかけるのに、バイクが一番便利なのでは?と思ったそう。

その甲斐あって、信号待ちの時に横にピッタリつけると後部座席に座っていたマイケルは ちゃんとウィンドウを開け、SAEさんに話しかけてくれたそうです。

ずっとそういう人だったみたいです。

SAEさん、毎年彼の亡くなった6月にはアメリカに渡りフォレストローンにお墓参りされるそう。

おっと、レッスンバッグからすっかり話が横道に逸れてしまいました(^-^)

謝謝

2013年1月12日(土) ブログ
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公務員を退き、「何か」を信じてコツコツ続けてきた仕事。
作品を作り、絵本の素晴らしさを伝え、ホームページを作り…。

そんな日々の中で、ときどき[ご褒美]をいただくことがあります。

それは、素晴らしい人達との〈出会い〉という[ご褒美]です。

たぶん、明石で先生をしていただけでは出会えない、本とか、テレビとかネットとか…そんな拡がりの中での貴重な出会いです。

特に遠方から、わざわざ[ゆう風舎]を目指して逢いに来て下さる、店や作品を実際に見に来て下さる…ありがたいお客様への感謝。

寒さ厳しい1月の今日。
東京から夜行バスに乗って来て下さったのは美しいチャイニーズの姉妹です。

北京生まれの彼女たち。
二人共、留学先の日本に惹かれ、お姉さんの方は日本の男性と結婚。

妹さんも帰化されて数年。

お二人共、東京の商社で働くバリバリのキャリアウーマンですが、特にお姉さん、仕事と子育てに忙殺される毎日の中に、ゆう風舎の絵キルト作りをひとときの潤いにしてくださっているそうで…。

真摯で謙虚なお二人と しばし時間を忘れて話し込んでしまいました。

嬉しくはあるけれど、なぜ故国より日本で生きる道を選ばれたか?その理由。

多感な年頃の時、自宅近くで起きた天安門事件の衝撃。

北京の現状。

子ども達への思い。

私には今まで中国の方のお知り合いがほとんどいませんでした。
そして、近いけれど遠い国だと思ってしまいます。

でも、〈感じ方〉や〈思い〉の同じ人は国や年代や環境がたとえ違っても
(おられるんだ!)
と改めて感じ、身体中が熱くなるような思いがしました。

忙しい、忙しい中、姫路城にも行かず、神戸港も見ず、本当にここにだけ来てくれて今日又東京に帰っていかれたお二人に。
“再会!”
“謝謝!”

シュークリームの想い出

2013年1月11日(金) ブログ
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高校時代からの親友Tのお母さんが亡くなりました。

夕方3時すぎにメールをもらって京都五条通りにあるホールのお通夜の席に間に合いました。

90歳の大往生、〈家族葬〉で、ということで、
「来なくていい」
ということでしたがそうは行きません。

よく遊びに行かせてもらったし、受験のために習いに行ったデッサンの先生のお宅に挨拶に行く時もみち子おばさんとうちの母と四人でした。

穏やかで、京都の西、苔寺の近くに住む、本当におっとりしたみち子おばさん。
お世話になりました。

どうしても忘れられないのはTの家に遊びに行った時に作って下さったシュークリームです。

当時は今と違って[シュークリーム]というと不二家のか、町のパン屋さんに売っているカサカサでフエキ糊?みたいな味のカスタードクリームもどきが入っていたものしか知らない私にはもう!信じられないくらい美味しくて!

大きくって、本物の、卵と牛乳で作ったカスタードクリームが溢れるほど入っていて…。

他にもいっぱい優しくしてもらったのに、スミマセンやっぱりシュークリームを思い出してしまいます。

なので少々遠かろうが、寒かろうがやっぱりお参りしなくっちゃ。

そのために黒のダウンコートがあり、新幹線があるのですからね。

出来ました

2013年1月9日(水) ブログ
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バッグの上に小さなバッグ。
でもこれはポケットです。
小さな女の子が喜んでくれるかな?と思って作りました。

それにしても、
「何のためのクラブ?」
「何のためのスポーツ?」
「誰のための学校?」
と思うような事件…。

そういう学校の校長先生、一部の先生達は、根本的な所が解っていないのでは?ズレているのでは?と思っています。

権威とか見栄が、きっと好き?
大臣になったらニコニコして会議の席にいる政治家を見ても同じ匂いを感じます。

多くの事をご存知ない方々からは又笑われるかもしれませんが、生涯をかけて世界中の子ども達を守ろうとしたマイケルの遺志をついで
(一番大切なこと)
を考え続けていこうと思います。

プリーツスカート

2013年1月8日(火) ブログ
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今、女の子用のレッスンバッグ制作中です(^-^)

表面にハンドバッグの形をしたポケットとお人形さんがついていますよ。
お人形さんは赤いドットのプリーツスカートをはいています。

〈プリーツスカート〉というだけで、私にはいろいろな思い出があります。

今年89になられる元服飾デザイナーのMさんに
「洋服に興味を持ったきっかけは?」
と聞くと、小学生の頃転校してきた女の子、裕福な家庭の子だったか?いつも皆とはちょっと違う服を着ていて。
プリーツスカートをはいてきた日にクルクルと回っていたそう。
その時のスカートの広がり方がこども心にもどうにも不思議で、お母さん手作りの自分のは同じプリーツスカートなのにいくら回ってもプックリと提灯みたいにしかならず…。
どのくらいかな?後になって
(そうか!ひだの奥の長さが違うんだ!)
と気がついたそうです。
きっと友達のスカートは布がたっぷり使ってあったのですね(^-^)

そういえば私の場合、私服だった小学校を卒業すると中学生は憧れの制服。
京都ではセーラー服ではなくて、紺のサージのダブルのテーラーカラーの上着とプリーツスカートでした。

当時洋裁を一通り覚えてはりきっていた母はその制服も縫ってくれて…。

友達にあまり意識されないように、でも心密かに得意気だったことを覚えています。

逆に高校生になるとアイビーファッション全盛時代のVANやJUNの既製服に憧れて…。

アルバイトで得たお小遣いで買って颯爽とはいている友達のウールチェックのプリーツスカートが羨ましくて母に似たような布を買ってもらって作ってもらい…。
でも、(なんだか違う…)と不満タラタラだった私を今はほろ苦く思い出します。

反抗期の女の子をお持ちのお母様方。
娘さんのワガママ、悲しく思わないで下さいね。
大きくなったら間違いなく反省して、〈親の愛〉に感謝、感謝…ですからね(^^;

ところで、アップリケの女の子の服装にもしばしばプリーツスカートを履かせたがる私です。

本当のプリーツスカートの(前半分)て感じでヘムを縫ってからアイロンでひだを折って、裾はわざとピラピラさせておきます。

この立体的なプリーツスカートには…実は師匠が。

もう何年も前。
図工教師として勤めていたある年。
教育実習生として来た若い可愛い女の学生先生と「掲示委員会」を持つことになりました。

おとなしい彼女でしたが、色画用紙を切ったり折ったり器用にいろいろ作るのが大好きみたいで。
その彼女が作って壁に貼った女の子が、きれいに折り畳まれた色画用紙のプリーツスカートをはいています。
そのちょっとしたワザに私はすっかり感心してしまいました。

数年たって、布で真似させてもらっているというわけです。

今でも、アイロンで小さな小さなプリーツを折る度に、彼女のショートカットのほっそりした姿を思い出します。

こども時代

2013年1月7日(月) ブログ
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いただいた年賀状の写真、スタッフMさんの成長した四人の息子さんを見てビックリ!

全員、生まれた時から知っていますが、三男坊のJ君はとっても大きな赤ちゃんで、抱いているMさんが気の毒に思えたくらいで…。

その後も食いしん坊のJ君を何かとおもちゃにしては楽しんでいた悪いオバサンたち…。

幼稚園、小学校と進むにつれ、ゆう風舎にもめっきり来てくれなくなり。

しばらく顔を見ていなかったのですが中学生になり、凛々しい剣道着姿はすっきりと男前で、昔のほっぺが落ちそうな面影はどこへやら。

子供の成長には驚かされます。
齢をとるはずです。

小さな子供時代って、大変だけど本当に短い間なんですね。

ショップで、ネットショップで、ベビーグッズやレッスンバッグのキットの御注文をいただくと微笑ましくて嬉しいですが、実はほんの短い間のための物なんですね。

そのうち、特に男の子なんて
「(カバンに)何にもつけんといて」
とか
「手作りはイヤ」
とか、そっけなく言うんでしょうね(–;)

でも、そんな短い間だからこそ、そして人間の基礎を作るとっても大切な時だからこそ、大切に大切にしてあげたい。

嬉しくなるような夢のある物を持たせたい。

今年もレッスンバッグやいろいろ、はりきって作るつもりです。

でも、写真のムーラン・ロティの陶器のままごとセットは可愛いすぎ!
大人が欲しいですよね。

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