清々しく

2012年10月19日(金) ブログ
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なかなかブログが書けなくて…。

皆の祈りも虚しく、火曜日の未明、Iさんの旦那様は逝ってしまいました。

長年苦しまれた病気、でもまさかこんなに若く、命を奪われる病気だとは思っていなかったので私達、周囲の者もショックでした。

昨年12月に倒れられて以来10ヶ月。
Iさんの献身的な看護と、良くなられてきた兆候を見てきた皆は声を失ったのでした。

(どうしたらIさんの力になれるか?)
(今はそっとしとくべき?)
皆の思いは一緒だと思います。

私もしばらく自分勝手な気持ちをぶつけることは遠慮しようと思っていましたが、いつも、何かある度に綺麗なお花の準備をしてくれた彼女に
(せめてお花を)
と、今日お店が終わってから持っていきました。

「又ゆっくりお参りさせてもらいに来るよ」
玄関での立ち話でしたが、彼女の様子を見て、ここ数日の暗い気持ちが救われました。

疲れて憔悴した顔ではなく、清々しく澄んだ瞳。
(強がり)の気配はありません。
それは何より、ずっと病気に苦しめられてきた旦那様の、苦しみから解放されて悟りを得たような清々しい顔を見届けたからとのことでした。

とにかく彼女の頑張りは見事でした。

きっと元気を取り戻してくれる…そう確信できてホッとした日…感謝します。

祈るしか…

2012年10月16日(火) ブログ
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正直、ゆう風舎の活動や、絵キルトのことを知っていただきたくて始めたブログですから、あまりマイナーな話題は故意に載せないようにしてきました。

やっとこさ、秋の新しいタピ・キットが出来上がったのでほっとするし。

おかげさまで、大丸のワンディレッスンもキャンセル待ち…なんていう嬉しい知らせも届きましたし。

[私のカントリー]の原稿もあがってきて、予想通り、超ブサイクな顔ながら、他の作品や部屋は実物以上に綺麗に撮ってもらっていて楽しみだし…。

先日、ひょんな事から知り合いになれた筋金入りのMJファンの男性は、やはりとてもとても誠実な素晴らしい方だと判明したし。

爽やかな秋風のもと、今日も皆と美味しいお茶を楽しんだりしたのに…。

実は心の中に重い心配事があります。

親しくしている人の旦那様の体調が思わしくなく…。

なんとか乗り越えてもらえるよう、祈るしかありません。

新しいキット

2012年10月15日(月) ブログ
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急に秋が深まってきましたね。

今日も[名作しかけ絵本展]を見に沢山の方に来ていただきました。

でも、お店や図書館はスタッフMさん、Yさん、連れ合いに任せ、Nyaさんに手伝ってもらいながらテーブルいっぱいに広げてキット組みをしました。

布の種類が約50種。
見本の作品を作りながら各布の用意をしていかないとややこしくなってしまう…
なので以前からちょくちょく裁ってもらっていたので作品が出来てからすぐにキット組みにかかれました。

またまたスタッフさん泣かせのキットになってしまいました。

でも、作られるお客様にとっては(急ぎさえしなければ)なかなか楽しいキットだと思いますよ。
並べられている小布。
コーヒーカップ柄やハンカチ柄、
(いったい何に使うのだろう?)
という謎解きの楽しさも(^-^)

3世代

2012年10月13日(土) ブログ
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昨日、取材してくださった読売新聞、さっそく今朝の記事にしていただきました。

スタッフのYさん宅は読売新聞なのでちゃんと持ってきて見せてもらいましたよ。

そんな関係か、朝からご夫婦や親子連れの方、沢山の方が絵本図書館を訪ねて下さいました。
が、それとは関係なく、先日来、ネットショップのお客様であるAさんが福井県からはるばるご来店下さったのです。

キルトの大好きなお母様のために娘さんがメールを下さっていたのですが、
(ぜひ、行ってみたい)
と 今日の日を計画していただいて…。
福井県には[秋休み]というのがあるんですね。
ちょうど、その[秋休み]を利用してお孫さんと3人、姫路見物を兼ねて。

Aさん母子はとっても熱心に作品やキットを見て下さっていましたが、お孫さんであるお嬢ちゃんは[しかけ絵本展]を、楽しんでもらえたかなあ?

ときどき、ネットを通じてお知り合いになった方がここまで来て下さる…

私達が一番願っていることが叶う時…本当に嬉しいです。

お天気が良くてよかった。
今日は姫路泊。
明日はセントラルパークっておっしゃってました。
どうか楽しんで来てください。

赴任直後

2012年10月12日(金) ブログ
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「もしもし、読売新聞相生支局の〇〇といいます。今、しかけ絵本展されているんですよね?
ぜひ、取材にお伺いしたいんですが」
「ありがとうございます。どうぞ、どうぞ、」
「じゃあ、2時頃伺います」

なんだか明るい声、感じ。
初めての方みたいで。

2時頃、車が停まったので、
(そうかな?)
と思っていると、元気よくドアを開けたのは幼い女の子と若いママ、そしてパパ…。

なんと家族で来て下さったのでした。

なんでも、9月に広島から転勤してこられたばかりだそうで。

カメラと脚立まで持参のパパが絵本図書館の取材をして下さっている間、ママはとっても興味深くショップの作品やキットを見て下さっていたし、4才になるという可愛いお嬢ちゃんはドールハウスを喜んでくれて。

なんだかとっても(反応)して下さって、嬉しい!です。

思えばもう10何年前、読売新聞の相生支局に赴任してこられた若いご夫婦とも親しくなって、奥さんの方は(やはり広島の方)ずーっと心の友です。

相生駅近くに家族で住める小さなおうちの(支局)があるんですね。

小さな彼女のために、ママは[アップリケパーツ―お花の中で―]を買って、アップリケデビューをしてくださるみたい…。

優しいパパで、帰りには(脚立)を忘れそうになったり、とっても親しみ易い新聞記者さん。
どうか、これからもよろしくお願いします。

ところで、この[アラジン]のしかけ絵本もとーっても素敵!

大人の人にも勿論良いですが、子どもの時にこういう不思議な美しい絵を見ると、心の中に焼き付いたりするんですよね。

名作しかけ絵本、たくさんあります

2012年10月11日(木) ブログ
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[二人展]が終わってから、コツコツと連れ合いが準備した[名作しかけ絵本展]、今日から開催です。

ズラリと並んだいろんな物語の(物語だけじゃなく)いろんなしかけ絵本…

手前味噌ながら
(めちゃ、楽しい♪!)

今は本当にいろいろなしかけ絵本があるのですね。

一番大きいのは[くまのプーさん]でしょうか?
[アラジン]や[ピーターラビット]や[ナルニア国物語][美女と野獣]etc.etc.…

ちょっと変わったとこではモナリザを描いているレオナルド・ダ・ヴィンチとか…。

楽しいですよー。
ぜひ観に来て下さい。
〈芸術の秋〉ですもの。

ジャケット

2012年10月10日(水) ブログ
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大阪に行く用事があり、久しぶりにHさんとランチの約束をしました。

[ゆう風舎ネットショップ]の礎を作ってくれた人です。

今は旦那様とマザーズバッグの会社を経営し、バリバリ働く彼女。
会うのはほぼ一年ぶりですが、会うと、ランチの味も、過ぎていく時間もわからないくらいおしゃべりしてしまいます。

仕事のこと、家族のこと、ファッションのこと、そして私はマイケルの話も少しは聞いてもらわないといけません(^_^;)

楽しい時間はあっという間に過ぎていくのですが…

どうも彼女と会うと困ったことが…。

決して彼女に非があるのではなくて…夢中で話をしすぎたせいでしょうか?

彼女と別れて目的地へ行く電車に乗ったとたん、手に持っていたジャケットがないのに気づきました。

行ったところは限られていますからすぐにいろいろ電話をかけて聞いてみたのですが、今のところ無いようで…。

ウーン、もう何年も着ているので多少は飽きてきたけど、私にとっては結構な値段の革のジャケット…。

朝、家を出てくる時は結構寒く、大阪に着くと暑くって…。

ダメですねー。
歳をとると荷物は一つにまとめないと、ね。

実は数年前も彼女と御影のケーキ屋さんへ行った時もジャケットを置き忘れたのです。

母の作ったフェイクレザーの紺のジャケット。
小さめで裏なしの軽さがとっても気に入っていたのですが、その時もみつからず…。

どちらもポケットに大事なものが入っていた訳ではないのでその分は安心ですが…。

ちょっと残念(>_<) とにかく、彼女とは熱く、しゃべってしまいます(^_^;)

支えるもの

2012年10月9日(火) ブログ
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私の子供の頃のノーベル賞受賞者というと、湯川博士、朝永博士、川端康成氏…(歳、バレバレ)

皆さん白髪の老人で近寄りがたく、雲の上の人って感じでしたが。

山中教授は若く、勿論素晴らしく賢い有能な人ではあるけれど、(普通)の人に見えるのが嬉しい。

何より
「早く実際に患者さんを助けたい。我々の思う1日、1ヶ月と、難病に苦しむ患者さんの1日、1ヶ月とは全然違うのだから…」
と、いうことが言える方。

しかも、奥様同席の記者会見で
「なん十回と失敗を繰り返してきた研究の日々。家族の支えがなければ続けてこれなかった」
と、言える人。

いいなあ、挫折を知ってる人。
失敗を繰り返しても諦めずに頑張れる人。
困っている人の気持ちに寄り添える人。

ノーベル賞はそうでなくっちゃ!

そして、何かを成す…裏側にはずっと支えてくれた人にいつも感謝の気持ちを持っていること。

人として大切なことを改めて示してくれた教授に心からおめでとう、を言いたいです。

最近、またまた素晴らしいブログに廻り合い…
ホームの壁紙にいつもこの言葉があります。

「They scream,they cry,they love,they support,they defend,they listen…
My fans are everything.
So I give them everything.

―Michael Jackson」

彼らは大声をあげ、涙を流し、愛し、支え、守り、耳を傾けてくれる
ファンはすべて
だから僕はすべてを捧げる
―マイケル・ジャクソン

お父さんの役目

2012年10月7日(日) ブログ
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風格のある旦那様は渋い配色のパッチワーク柄のシャツ姿。
麻なんだそうです。
レースのつけ襟を選んでおられる奥様に
「けっこう、いいんじゃない?」
と、優しい言葉…。

その奥様には
「先生がお店に立っておられるのは珍しいですね?」
と、声をかけていただきました。
いえいえ、日曜日はイベントではないかぎり(父ちゃん、母ちゃんの店)なんですよ。

そんな日曜日に店に立っていますと、本当に申し訳ないくらい、小さな子どもさんをお連れの若いパパママのご家族の様子が判ります。

おばあちゃんを含めてとってもきめこまやかに育てておられ、嬉しくなるような好奇心旺盛、しつけもきちんと…という子どもさん。

並べてある商品を手当たり次第に触り、放っておく子どもさん。
子どもさんだけであっちこっち、落ち着かなく動き回る…。

私は思います。
お母さんも勿論大切だけど、「お父さん」の役目ってとっても大事なんだな?と…。

子どもたちには幸せな人間に育って、結婚しても、一人で生きていこうと、人生の場面場面で素晴らしい人と出会って生きていってほしい。

子どもさんの様子で、なんとなく将来が見えてしまうのは私の驕りでしょうか?

ところで、またまた可愛いフランス製のポストカードがやってきました。
今度のは正方形。
キラキラも沢山ついて、なんだか贅沢なカードです。

白樺です

2012年10月5日(金) ブログ
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だいぶん、賑やかになってきたでしょう?

木をまつりつけたら、後は刺繍だけです。

この木、白樺ですよ(^-^)

信州の森の中にある雑貨屋さんて感じでしょうか?

実はこの白樺にするために[一発勝負の布(後で刺繍したりするのは面倒すぎですから)]、いろいろ考えて、実は少しもったいないことをしました。

数年前に購入したUSAコットン。
白地に黒の線描で可愛い子どもたちが柔らかく描かれたノスタルジックな柄がとても気に入って、バッグのキットにしたり、残りも大切に取っていたものです。

細い木ですから女の子もヨットも、柄はなんにもわかりませんが、
(これしかない!)
と、思いました。

まさかこんな使われ方をするとは、布自身も思っていなかったことでしょう。

ごめんね。

でも数十本、信州から苗木を買ってきては植え、どうしても根付いてくれなかった白樺(とっても立派に育っておきながら、結局カミキリ虫にやられてしまったものも2本あります(>_<)) 思い入れたっぷりの木をお気に入りの布で作るのもいいですよね? 細い木なので裏に接着芯を貼って切りっぱなしにしました。

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