あんず便り

2012年7月9日(月) ブログ
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「ご無沙汰しております。
昨年は気候が悪く あんずの出来が悪く 送ることができませんでしたが、今年は、まあまあの出来です。
少しではありますが、信州の味を楽しんで下さい。」

長野県にお住まいのKさんから、嬉しく且つ申し訳ない夏の贈り物が届きました。

美しい黄金色の姿と、甘酸っぱい香りに、すがすがしい信州の景色を思い出します。

Kさん、お元気そうでよかった、ご厚意に甘えて、いただきます!

早速、この季節、
(舌触りがいいかな?)
と、作っているブラマンジェのソースにするべくシロップ煮にしました。
すぐに柔らかく溶け、今度はもっとサッと炊いて形が残るようにしたいな。

それにしてももぎたては黄色の勝ったクリーム色。
皮をむくとピンクがかったオレンジ色。
そしてお砂糖を加えて煮ると見事な黄金色みたいなオレンジ色、いえ、あんず色ですよね!

水晶玉

2012年7月7日(土) ブログ
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なんとか〈マジック〉の雰囲気を出そう、と連れ合いが水晶気分?のガラス玉をディスプレイしていたのに目を止めたIさん。
実は旦那様が水晶好きだそうで…。
なんと、翌日、一つプレゼントして下さいました。

これも本水晶ではなくて〈練り水晶〉というもので、中国へ行かれた時に買ってこられたそうです。

ずっしり重くて、通して見ると、スノウドームのようにガラス球の中に世界が凝縮します。

先日、創業当時からお世話になっているMさんが、
「いろいろシンドイこともあったでしょうに、先生達は(ゆう風舎のコンセプトを)ずっと変わらずにやってこられてエライと思う」
とおっしゃってくれました。

(解って下さってたんだなあ)と、とても嬉しい気持ちがしました。

商売としては例えば、もっと、来て下さるお客様の年齢に合わした洋服を作って型紙を提供したり、作りやすそうなバッグ類のキットを増やしたり、流行りの簡単アクセサリーを手作りしたり…の方が利益が上がるかも?

でも、そういうことは他のお店に任せます。

ゆう風舎ではゆう風舎なりの〈願い〉があり、なんとかそれを想起していただくべく、いろいろな事をしています。

辛いことの多いのが人生かもしれませんが、心の中からふつふつと沸き上がる喜びとか、他の事物への優しい気持ちとかは、きっとそれをカバーしてくれるもののような気がします。

早く逝ってしまわれたSさんも、Nさんも、家族といる時、仕事をしている時、趣味に没頭している時、きっとそんな瞬間を何度も経験された人だったと思います。
どちらも笑顔が素敵でしたから。

「それが正しいとわかっているとき、何かが近づいて来るように感じることがある。
受胎告知というか、まるで妊娠でもしたみたいに。
気持ちが昂り、自分の中で新しい生命が誕生し、(そして)魔法が起きる、ほら!何かが爆発する。
あまり美しいので『やったぞ!』と叫ばずにはいられない。
こんな感じなんだ。とても美しい。
それは12の音階が見せてくれる宇宙なんだ…」
―マイケル・ジャクソン、〈エボニー誌〉インタビュー2007年

お花好き

2012年7月6日(金) ブログ
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この写真はSさんの6月半ばのお庭です。

勤めていた学校の卒業生であるSさんは、その頃から可愛くて頭も性格も良くて…という子でしたが、成長すると、嬉しいことに、縫い物好き、雑貨好きの若いママに!
なので、ゆう風舎のイベント毎に、家族やお友達をつれてオデッセイを飛ばして来てくれます。

でも、彼女が一番好きなものは〈花〉です。
アレンジメントの教室に通い、結婚前は神戸のお花屋さんで頑張っていました。
今はおうちのガーデニングが楽しみの一つ。

そんな彼女と、今日のお昼はお店をちょっと抜け出して、同じく(ガーデニング好き、縫い物好き、辛い事があっても前向きに生きる…)Iさんとこのランチを食べに。

早速、二人で私の知らない花の名前を連発して生育具合を話し合っていましたよ。

窓辺コーナー

2012年7月3日(火) ブログ
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梅雨だから、あたりまえ…
とは、言うものの、この頃の雨の降り方は極端ですね。
昨日の真夏のような陽射しにうって変わって、夕べから断続的な豪雨です。
「警報が出ましたよ」
と、姫路からのHさん。

そんな足許の悪い中を、今日もたくさんの方に来ていただいてありがとうございますm(__)m

川西市から電車で来て下さった方はまだお若い。
若い方も手芸好きの方がおられると、嬉しくホッとします。

さて、雨がやんで、窓辺のカーテンが清々しい風をはらんで揺れる日があるかな?

左からOさんの目隠しカーテン(これはオーガンジーではなく、土台はアイボリーの綿麻生地です。
真ん中は、季節毎に変えられるIさん家の出窓カーテン。
左はTさんが初めて挑戦したウェディング・リングのパターン。

色付きコーナー2

2012年7月2日(月) ブログ
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昨日の続きのコーナーです。

子ども服を作るのが大好きなTさんが、
「もう自分の娘は大きくなったけど…」
と、誰かへのプレゼントでしょうか?
とても可愛い花柄ブルマーとプルオーバー、ちいちゃなポシェットを作りました。
残念ながら写ってないけれど、ちいちゃなポシェットにはちいちゃな、お揃いのウサギのぬいぐるみが顔を覗かせています。

真ん中のフレームキルトはIさん作。
バーナデット作の可愛い絵本[レイチェルの薔薇]の1場面を、レースをふんだんに使って再現しました。
屋根にもレース。
花もバラバラにしたレース…。
涼しげなフレームキルトが出来上がりました。

さてさて、右側。
いつもコリコリに凝った(お話)ドレスを作ってくれていたNyaさん。
今回はいたってシンプル!
「着られるのを作りました」
って、ニヤッとしていましたよ。
でも、もちろん、そこは夢のあるNyaさん服。
小さな可愛い帽子付きです(^-^)

色付きコーナー

2012年7月1日(日) ブログ
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狭い場所ながら、というか、狭い場所ゆえに、[リネン&レース展]には廻覧順序があります。

絵本図書館の床に上がってもらって、まずは左へ。

すぐにあるのは比較的、カラフルな色を使った作品。

ご存知、Oさんの可愛い絵キルトと、爽やかなグリーンが目に飛び込んできます。

Kさんのグリーン系いろいろの花柄布とレース生地を合わせた、[おばあさんの花園]パッチワークのマット。
Nさん作の美しいグリーンのリネンの刺繍バッグ。

そして、Tさんの子どもグッズへとつながっていきます…。

身近なマジック

2012年6月30日(土) ブログ
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入り口近くに展示したIさん作のニット風の上衣?とMさん作のストールです。
(夏だからノースリーブを着たい!でも冷房が効いてると…)
という時に2つとも重宝しますね。

ストールは有輪さんのオーガニックコットンローン。
薄くってとっても肌触りが気持ちいいのです。
その周りに、今年入荷のレースを数種類縫い付けると、まさしく(レースのマジック)
コットンの無地布が素敵な大判ストールに変身です。
昨日、早速、お客様にウケていましたよ(^_-)

Iさんのはより(マジック)です。
持って来られた時はびっくり、感心しました。

私なら、シンプルなワンピースの襟元にとじつけるのかな?と思う、襟型のレースや、
(花瓶しきかな?カーテンのアクセントに縫いつけてもいいかな?)
くらいしか思いつかないドイリーを、色の合ったものを集め、上手く組み合わせ…今流行りのニットみたいに仕上げてあるんですから。
アイデアにびっくりです。

ディスプレイ

2012年6月29日(金) ブログ
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梅雨の中休み。
レース展初日は、(ピッカリ)系のお天気に恵まれました。

連れ合いは、昨夜では出来上がらなかったディスプレイを今朝、なんとか格好をつけて…。

地元の新聞社の方が取材に来て下さるとのことでしたが、他の件が勃発。
延期になってしまいました。

観に来て下さるお客様の大半はご婦人方。
(日射しを和らげるカーテンを手作りしようかな?)
とか
(冷房よけのストールにつける素敵なレースはないかな?)
とか
(夏向きのキルトの作品は?)
とか、きっと探しに来て下さっているかもしれません。

なので、今年の絵本図書館としての〈テーマ〉がなんなのか?とか、(こちらのコーナーは何を表し、こちらに行くにしたがって、どんな雰囲気になっていただくように展示しているか?)だとかいうことは、たぶんほとんど気にされないかもしれません。

でも、でも、たとえば、小さな子どもたちや、子どもの心を持ち続けている大人の方が(ウワア!)と 目を輝かせてくれるようなディスプレイを目指して、毎年取り組んでいます。

これは、私の心の中にある、昔見たディズニーの映画。
王子様主宰の舞踏会に行くドレスもなく、がっかり諦めるシンデレラのために、ネズミさんや小鳥さんが力を合わせてドレスを縫ってあげるシーンをイメージ。
後で登場する魔法使いのお婆さんが魔法の杖を降って出現させたドレスは もっともっと豪華だけど…。

空中リボン

2012年6月28日(木) ブログ
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リネンとレースで[マジック]と言っても、作品ではそんな凝ったことも出来ず、なんとか展示方法で工夫します。

これは、隣のベッドの女の子が(ベッドタイム・ストーリー)によってお伽の国へイマジネーションを広げたつもり、お姫様のドレスを妖精が作っているようにしたいのですが…。

大変です。

だんだん無口になっていく彼…。

頑張れ〜。

来たー!

2012年6月27日(水) ブログ
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きっと、日本中のMJファンが、そう言い合ってるのでは?
織田裕二風に「来たー!」

ヴォーゲル氏渾身の著[Man in the Music]の和訳本、[マイケル・ジャクソン コンプリート・ワークス]

洋書の方は¥1890。
和訳の方は¥5040。
しめて¥6930。

全然、高くありません。
内容に比べれば!

しかも、今日来た方が一回り小さいです。(なので厚さは厚いですが)
なので、2つ持ってて正解です(^^;

ただ、ただ、今のところゆっくり読む時間がないのが残念。
なにせ、明後日からレース展ですものね(^_-)

(彼がどういう時に、どういう発想で、どんな願いを込めて、どんな風にして、誰と、その曲を作ったか?)
まるでバイブルのように、少しずつ少しずつ読んでいこうと思います。

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