佐野洋子さんからダスティン・ホフマン?

2012年2月11日(土) ブログ
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読んで面白かったので、若いMさんに、佐野洋子さんのエッセイ[役にたたない日々]を貸していました。

その話題をスタートに今日の終わりにはなぜか、私はMさん達にダスティン・ホフマンの出世作であり、不朽の名作[卒業]を観る事を薦めてしまいました。

どんな経路か?というと…

佐野洋子→谷川俊太郎→マザーグースの翻訳→高石ともや(そのマザーグースを歌ってるそうです)→昔のフォークソング→イムジン河→外国のフォークソング→スカボロー・フェア→サイモン&ガーファンクル→卒業と、まあ、一番一直線に言うと、こういうことです。

でも、もちろん、一つ一つの話題に枝葉がついて盛り上がり…。

「年代を越えて(良い物)はぜひ伝えたい!」
と、興奮気味の私は、すなわち(歳)ってことですよね(>_<)

オーストラリアの空

2012年2月9日(木) ブログ

昔、[カリフォルニアの青い空]って歌がありましたが(古!)これはメルボルンの青空(ちょっと雲が多め)

す、スミマセンm(__)m
今日は 畏れながら自慢させていただきます。

今朝、P.Cを覗くとこんな嬉しいメールが…。

ときどき、ネットショップでキットを購入してくださるY子さん。
Y子さんは国際結婚をなさって、現在メルボルンでお住まいです。

ブログで[ストーリーキルト2]のことを知り、お里帰り中に発売されればいいな、と思って下さっていたのが、間に合わず、オーストラリアへ帰ってしまわれたのですが…。

GETしてくださったようです!
しかもこんな嬉しいお言葉を…!

「私が日本を発ってから発売されたので自分で買うこともできなかったのですがこちらでどうにか手に入らないものか、と
オークションのような形で売られてるのを見つけすぐに買いました!!
2倍以上の値段を出したなんて、、気にしません!!(えへへ)

そして、本日届きました。
嬉しいですー!!!
すんごーーく嬉しいです
しかも、この内容!!

これ、、この値段でありえないと思います。。
ゆかりさん、太っ腹すぎ、、って思うほど
沢山のパターンが載っていて本当に最高!!!!!!!

ビックリマークなんぼあっても足りません。

あーすごいすごい。
本当にステキ

マイケルもstreetに静かに、さりげなく
でも本当に格好よく凛と登場していて、、すごいーーー

とーっても優しい気分になる本でした…」

ありがとうございます!!
マイケルにも気がついて下さって嬉しい!!

元気もらった♪
元気もらった♪

収納にも…

2012年2月8日(水) ブログ
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お休みの今日、久しぶりに外国の子供部屋の本を たくさん取り出してマジマジと眺めました。

新柄のUSAコットンやYu’sのパネル柄で、とりあえず[子どもバッグ]ばかり作っていて、何か他に気のきいたもの無いかなあ?と、アイデア探しです。

パリ、ロンドン、アムステルダム、コペンハーゲン…
勿論、みんな〈パパはなになに、ママはデザイナー〉とか、恵まれた環境の子どもたちの部屋でしょうが、素晴らしくカラフルで楽しさ満杯の部屋に住んでいます。

こういうのを見てると,我がYu’sが(ジミ〜)に思えて…。

でも、そこはお国事情。
なかなか外国の子供部屋のようにピーカンな色合いは日本のおうちには馴染みにくいかもしれません。

でも、なかなか嬉しい発見もありました。

子ども達のために、バッグって〈おけいこ〉や〈絵本を持ち運び〉だけのためじゃなくて、いくつあってもいいんだ!って。

写真の子供部屋には、並んだフック、ドアの取っ手、椅子の背もたれと言わず、至るところに、可愛い布バッグが吊るしてあります。
こまごましたものやぬいぐるみやおもちゃを収納するために。

やっぱり布製のバッグは優しい感じでいいなあ、と思いました。

そして、バッグ以外でも
(今度、こんなの作りたい!)
と、思うものもひらめきましたよ!

今度の色

2012年2月6日(月) ブログ
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新園児さんでしょうか?
新一年生でしょうか?
たくさんのキットのご注文をいただきました。

とっても嬉しいです。
若いママが頑張られるのかな?
それとも若いお祖母さんが作ってあげるのかな?

私個人としては、どうしても目の痛くなるような色、柄の、いわゆる〈キャラクター布〉はオススメできません。

小さい時ほど、色や形に敏感な芽を育てる時だし、言葉やスキンシップと一緒に愛情を形にしてあげる機会だと思います。

Kさんもお孫さんのために、片面にはアップリケパーツの〈ライオンのぬいぐるみ〉を隅にアップリケ、もう片面にはお孫さんの描いたクレヨンの線画をシンプルステッチで刺繍したレッスンバッグをプレゼントしておられましたが、なんとも可愛く、しかも品があり、素敵でした。

さて、でも(アップリケは苦手)という方にお助けマンのYu’sパネル柄、早くデビューさせようと、いろいろ頑張っていますが、なんとか今年の一年生に間に合うかなあ?

今回のは過去3作と、色合いがちょっと違います。
温かみのあるグリーンとクリーム色が加わり、ピンクも〈オレンジピンク〉の色合いです。

新春に仕入れたばかりのUSAコットンや、ドット布とよく合うので、作っていて楽しいですよ。

楽しみにしていて下さいね。
ただ、いつものことながら写真では本物の色が伝わりにくいのが心配です。

チョコレートムース

2012年2月5日(日) ブログ
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そろそろバレンタインデーの香りもしてきた頃なので、久しぶりにチョコレートムースを作りました。

作るコツは〈ムース〉なので、卵の黄身、白身、生クリームをほぼ同時に泡立て、チョコレートを湯煎で溶かすのも、ちょうど同じくらいに、と手際よく同時進行することですね。

なので、泡立てた後はあっという間に出来上がります。
むしろ、大変なのは後片付けかも?
たくさんのボウルを使います(^^;

そしてチョコレートはやっぱり美味しいチョコレートで作ると違います。

昔、安売りの割れチョコ?で作ったらベタッとした甘さで
(こうも違うものかなあ)
と、びっくりしました。

シンプルなものほど材料が大切ですね。

日曜日は若いカップルも多く、一皿を分け合って召し上がってるのが微笑ましいです。

そんなのを見てると、ちょっと若い時を思い出したりします。

学生時代はイマイチまだコーヒーの味が解らず、どこの喫茶店へ行ってもバナナジュースを注文していたなあ(^-^)

赤い持ち手のバッグ

2012年2月4日(土) ブログ
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街へ出かける時に持つ革のバッグも、本当は赤やチェリーピンクみたいなのが持ちたいのです。
でも、実際は、そんなにしょっちゅう買えないし、服にも合わせにくいし、つい(飽きのこない)黒や茶にしてしまいます。

なので、キット用に作るバッグにつける本皮製持ち手は、最近、圧倒的に赤が多いのです。

本体にリネンをよく使うようになったからかもしれません。
それにもっとずっと以前は皮製の持ち手といっても黒や茶しかなかったものです。

リネンの渋さに赤がぱっと引き立つような気がします。

これは冬に作って、とても気に入っていた[タータンチェックとフェルトのボストンバック]をリネンでリメイクしたもの。
と、いうより、新しいパネル柄。
上の方でミニタピを作り、下の海賊船や、カバさんたちでポーチを作り…
余った絵をワッペン風につけたバッグを作りたかったのです。

ファスナーをつけるバッグはなんとなく面倒くさそうで、敬遠される方もおられますが、こんな風にファスナーの両脇を多めに見せる場合は、布と布を縫い繋ぐのと変わりません。

仕上がると、とっても使いやすいですので、ぜひやってみて下さい。

見つけた文章

2012年2月2日(木) ブログ
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1日の終わりにチェックする[MJFCオフィシャルブログ]

過去のを遡って読むのも楽しみ。

今日はこんな嬉しい文章を見つけたので紹介させて下さいね

[ファッションデザイナーの滝沢直己氏

[THISISIT]は、劇場公開は勿論、DVDも購入し、見る度に感動している。
予定されていたコンサートの制作プロセスで人と人が反応しあい、完成へと向かうとき生み出される波動が見えるようだ。
そして制作現場にいる全員が主役なんだと気づかされる。

音合わせ中、曲間の間に余韻を残したいとするマイケルがそのイメージを「月光に浸る感じだ、静寂が染み渡る」と表現する。
なんと美しく泣ける表現だろうかと感動する。
その言葉が周りのスタッフたちへも染み渡り、そして皆が動き出す。

最も彼を尊敬したのは、リハーサル中、彼が突然歌をやめ、イヤーモニターを取り外す場面だ。
次の行動は〈1〉イヤーモニターを投げ捨てる
〈2〉テクニカルスタッフにあたる、
などと想像される。

しかし、彼は優しい声で、イヤーモニターのシステムがいかに自分にとって困難かを説明し、「怒ってないよ。愛なんだ」と続ける。
さらに「慣れようとしているけど」と、自分も努力していて、それを理解して欲しいという思いを伝える。

すべては全員で作りあげる、より良い結果のための愛。
マイケルの宇宙感は常人の域をはるかに超えている。
緊迫した状態で、こんな言葉はなかなか言えるものではない。
私などは、真剣になればなるほど口調も表情も怒っているようになるらしい。
よくスタッフや知人から
「なんでそんなに怒っているんですか?」とか
「なんでいつも興奮してるんですか?」
と、言われる。
「こ、これは愛なんだ!」としたところで凍りつく空気は容易に予測できる」

ポーチ作り

2012年2月1日(水) ブログ
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やっと、新しいYu’sパレットのパネル柄が仕上がってきて、いろいろなものを作り始めています。

「この布からこんな物やこんな物も作れますよ〜」
と、提案しないといけません。

最近、絵キルトばかりしていた私。
小物作りも楽しい!
でも、きれいに作るってなかなか難しいですね。

イマイチの仕上がりながらこの変形ポーチ、片面はカバさん、もう片面はキリンさんですよ。
しかもつけたファスナーの色がピッタリでした。

このファスナー、[イロドリファスナー]と言って、日本ちゅうこうさんのオリジナルで、とっても可愛いのですが、チと高いのが…。
16センチで300なんぼもするんですよ。

でも、可愛いからやっぱりこれをつけて、もう少し、縫いやすいように改善してからキットにしようと思います。

バスケットのパッチワーク

2012年1月31日(火) ブログ
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絵キルトの大作を制作中のHさんですが、いち早く、ピースつなぎの方が完成!!

私もですが、皆、美しい布が大好き!

(要る)訳ではないのにみつけるとつい、買ってしまいます(^^;

そんな訳でHさんのリバティタナローンのカットクロスのコレクションもどんどん貯まってきました。

(何かにしたいなあー。でも、何がいいかなー?)

私の考えでは、せっかくの美しい色と柄のリバティプリントでも、それ同志をつなげると、なんだかお互いの良さが引き立ちにくいように思います。
可愛い色や柄が生きるように…。

二人で相談して白いレースと合わせることにしました。

パターンは、松浦香苗さんの本に載っていたキッチンカーテンの、横に並んだプチ・バスケットに。
香苗さんのは一列ですが、Hさんは何段にもして少し大きめのキルトにすることになりました。

小さな三角形とバイヤスで作る色とりどりのリバティのプチ・バスケット。
一つ一つ見ても可愛く、全体にも爽やかな感じに仕上がりました。

沢山のピースワークは大変ですが、綺麗な布だと
「楽しかった!」
ってHさんは言ってましたよ。

新作キット、アップしました

2012年1月30日(月) ブログ
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暖かそうなピンクのカーペットの部屋で、チクチク、パッチワークにいそしんでいるおばあさんのキット、今日、ネットショップにアップしましたよ。
名前は[2階の小部屋]、〈その他〉のところです。

このおばあさん、もちろんこれまでの人生、家事も仕事も子育ても、きちんとやってきたのです。
そして、人生の豊かな午後を迎え、自分の好きな事にゆったりと向かえるのです。

でも、まだまだ大切な役割があります。

それは、若い人や子供たちにいろいろな話をしてあげること、にこにこ話に耳をかたむけてあげること、悩み、迷う人たちに
「生きていくと辛い事もたくさんあるけど、(生きててよかったあ〜)って思う時がきっと何度かあるのよ」
と、優しく話してあげること…。

そんなおばあさんが必要ですよね。

そんな事を思うのも、ニュースでまたまたやり場のない哀しみを感じる事件を聞いたからでしょうか。

先日も、長年、ケースワーカーのような仕事をしている友達が、
「もう限界。辞めようと思う。私が私でなくなりそうで…」
「(私の知り合いのように)病気と一生懸命闘って、生きようとしている人がいるのに、自ら死を選ぼうとする親や子供の多いこと…」
と、嘆くメールをくれました。

公的機関の機能がうまく発揮されない現実も彼女のストレスになっています。

そんな時、いつも、
(私はこんな仕事でいいのかな…)
という雲みたいなものが覆います。

(人それぞれの役目があるはず…)
そんな風に思い直して、前に進んでいかないと仕方ありません。

先日、ネットショップでいつもキットを買って下さるお客様から、ご丁寧な、励ましのお手紙をいただきました。

最後に
「今後もずっと、楽しく人生を生きていくことしか考えていませんので、高原先生、どうぞよろしく(作品を)お願いいたします」
と、書いて下さっていました。

この方は、たぶん定年まで務められた元小学校の先生。
(楽しい)以外のいろいろな経験を乗り越えてこられたことでしょう。
だからこそ、そんなカラッとした言葉がステキです。

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