入園に…

2012年4月5日(木) ブログ

お目めくりくりの可愛い小学生だったNさんも 今や2児のママ。

男の子と女の子に恵まれ、育児に奮闘中です。

 

そしてこの春、下のHちゃんもいよいよ入園。

手芸好きなNさんは きっと愛情こめていろんな入園グッズを手作りしていることと思います。

 

そんな中、

「こんなの作りました!」 

写メを 送ってくれましたよ。

 

このあいだ遊びに来てくれた時に買って帰ってくれた[風に乗って]のキット。

それはそれで作るのとプラス、型紙を50%に縮小して Hちゃんの幼稚園アルバムの表紙を作ってくれました。

小さな娘と 昔の図工の先生を両方喜ばせてくれる健気なNさんに 心から感謝ですが、

(いいなあ)

と思うと同時に そんな手作りはおろか、お弁当も満足に作ってもらえない子どもたちの話を思い出し、複雑な気持ちになる私です。

 

丁寧に、愛情たっぷりに育てられた子どもは きっと将来、人のことを考え、社会に役立つ人に育っていってくれるに違いないと思っています。

春の嵐

2012年4月4日(水) ブログ
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穏やかにポカポカと…
は春はやってきてくれせん。
去り行く[冬]と来る[春]との喧嘩は毎年のことながら、昨日の嵐は凄かったですね。

台風シーズンにもお陰さまで最近被害もなく…と思っていたゆう風舎ですが、昨日の風で母屋の木は折れるは、絵本図書館の天窓のガラスは割れるわ、でビックリしました。
皆様の所では 被害はなかったでしょうか?

まだ、ときおり強い風の残った今日。
友達に頼まれていたワンピースを縫いました。
今、売り出し中のウォッシャブル・レーヨンのブルーの豹柄?(だと皆は言いますが私は花びら柄だと思いますよ)で作りました。

正直、レーヨン生地を縫うのは初めてです。
ミシンで縫うのはなるほど木綿とそう変わりませんが、ツルツルしている分、型紙を写す時に少し写しにくいと言えば言えるかもしれません。
でも、(何でも、慣れ)と思って、どんどんやらないとね(^_-)

屋根瓦

2012年4月2日(月) ブログ
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さて、さて屋根瓦に入ります。

(ゾッとしているか?)というと、実は全然そうではなく、(これを使おう)なんて布を集めているとワクワクします(^o^)
この(ワクワク感)こそがもの作りのエネルギーですよね。

〈人間の大きさに比べるとずいぶん大きな瓦〉にしましたが、それでもザっと数えても180枚くらいはいりそうです。

形はいつもアトリエの窓から見えている、ショップの屋根瓦みたいなのに決めました。
一番簡単そう…?

写真はショップ、絵本図書館、アトリエの、三角地帯を2階の窓から撮ったもの。
最初に建てた絵本図書館やこちらの建物の屋根は所謂S字瓦と言う瓦です。

今回はパス、ですが、昔むかし、作ったことがあります。
[non−no手芸賞](そんなのがあったんですね)に出していた頃作った[アンダルシアの午後]だっけ?ていう作品。
ブルーのお皿や絵タイルがたくさん飾ってある白い壁、素焼きのS字瓦が印象的なスペインのお土産物さん。

当時審査員だった松浦香苗さんが
「貴女は幸せな人なんですね」
と言われた言葉が忘れられません。

なぜなんだろう?と当時はとまどいましたが、今はなんとなく解る歳になりました。

その作品のS字瓦。
確か筒状に丸めて、綿を詰めたような記憶が…。

今度、引っ張り出して見てみようかな。

あ、遅くなりましたが、もうひとつのYu’s総柄プリントの〈英字柄〉3色、アップしましたのでご覧下さいね。

屋根裏部屋

2012年4月1日(日) ブログ
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4月になってしまったけれど…。

やっと最後の部屋、[屋根裏部屋]、ほぼ出来ました!

下の部屋は全て壁は白い麻地を使いましたが、ここだけ、ちょっとグレーっぽい麻地です。

ほぼ、というのは、刺繍しようと思っていた蜘蛛の巣がまだなんです。

雨上がり、うちの庭でも、蜘蛛さんがせっせと作った芸術的なくもの巣をよくみかけるのに、いざ具体的に線を引こうと思うと、(?どんなだっけ?)
連れ合い曰く、
「絵本があるから」
なるほど、絵本図書館に[くも]という絵本がありました。
なんでもあるものですね。

さあ、部屋作りが終わったら、いよいよ屋根瓦に取りかかります。
これが結構な枚数だ!と最近気がつき、(ヨョヨ!)って感じです。

温かな人柄でも…?

2012年3月30日(金) ブログ
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新聞を読んで、朝から気持ちが暗くなりました。

朝日新聞の[社会]面。
「不起立は罪ですか?」

大阪府立高校の61歳の男性教諭が卒業式で君が代を立って歌わなかったとして、4月からの再雇用を取り消された事の取材記事。
男性教諭は昨春、定年退職の際、生徒たちに胴上げされたと、同僚の先生の話。
「あんなに慕われた先生は他にいない。生徒を尊重し、決して馬鹿にしないから、どんなワルも心を開く」
と話した同僚も。

その男性教諭の教諭としての心の拠り所は、学生時代に読んだ竹本源治氏の詩[戦死せる教え児よ]だったと言います。
―逝いて還らぬ教え児よ/わたしの手は血まみれだ/君をくびったその綱の/端を私も持っていた/しかも人の子の師の名において…

教師になるにあたり、「国家より個人を大切にする」という誓いは動かせないと思ったそう。

橋本市長の言葉
「教育で一番重要なことはルールを守ること。自分の考え方と違っても社会のルールに従う。これを教員が子どもに教えられないでどうするのか」

社会生活をする上で、ルールを守る、ということはなるほど大切なことでしょう。
けれども私は「教育で一番重要なことはルールを守ること」と思ったことは一度もありません。

なんで、こんな時代になっちゃったんですかね?

私はたった14年間でしたが、教員をやってきて、私なりに(素晴らしい先生)を知っています。
その反対の先生も知っています。

本当に子どもにとって必要な先生(じゃなくっても大人…)

最後に記事を書いた記者の人が書いておられました。「今回の記事には当初、教諭の写真をつけた。温かな人柄が出ていたから皆さんに見てほしかった」
結局、学校や家族に迷惑がかかっては…と教諭からの辞退があって後ろ姿の写真のみになっていました。

なので、そのオツムの様子から連想した、ガブリエル・バンサンさんの[テディベアのお医者さん]の一ページを貼っておきます。

もうひとつ、連想して思い出したこと…。

歴史の中で、真実を求め、長いスパンで物事をとらえ、人々に訴えかけようと表現した人達、レオナルドしかり、ミケランジェロ、ガリレオ、ダーウィン、ゴッホetc.…
大抵、その当時の社会や権力側からは受け入れられなかったんですよね。

信州

2012年3月28日(水) ブログ
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いつのまにか、木々には新芽がプツプツ…。

いよいよ春がやってきます。

新芽、といえば信州。
勤めていた時、毎年ゴールデンウィークに2泊3日くらいで信州の(どこか)へ行くのが、何よりの楽しみでした。

当時は西明石に住んでいましたから、しかも今より高速道路もそれほど整備されていませんでしたから、ちと遠い。
少しでも長く信州にいたいので、若かったのですね、学校を終えて夜のうちに京都の実家に帰り、一泊して、朝の5時前に出発するのです。

(せっかく帰ってきたのに)と思う親の心なんて省みなかった若き日の恥ずかしい私がいます(T_T)

ともあれ、車の中で迎える夜明けの嬉しいこと、綺麗なこと…。
愛知県の一宮辺りの、ポツンポツンと畦道に樹木の並ぶ、薄緑色の田園風景は今も脳裏に焼き付いています。
そして、関西と違ってまだ春浅い信州の山々の美しいこと!
逆光で真っ黒に見える山の木々にチ、チ、チ、チと、小さな色々なグリーンの点々が…。
新芽です。

そして桜と鯉のぼりを同時に見られるのも5月の信州の醍醐味です。

そんな信州、長野から、明日お客様が二人いらっしゃいます。

作品展の時期にはご都合が悪かったようで一足先に…。

同じ田舎でも観光地の信州とは違って何にも無い所なので、ちょっと心配ですが…。

駅からのバスも、本当は相生駅から〔ゆう風舎〕まで車で15分くらいなのに、ぐるりーと海の方まで迂回して40分もかかるのです。

でも、早春の小旅行。
〔瀬戸の花嫁〕でも歌いながら、のんびり瀬戸内海を感じていただければ幸いです。

ツーウェイエコバッグ

2012年3月27日(火) ブログ
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この布、パステル調の可愛い色合いなのに、写真ではなんだか強めに写っていて残念。

有輪さんの数年前からのヒット商品、135cm幅の[綿麻洗い]という布の新柄です。

(何にしようかな?)

とりあえず、ミシン隊のTさんが、タタタッとツーウェイエコバッグを縫ってくれました。

肩から斜めがけも出来るし、持ち手風にぎゅっと絞って持つと可愛い。
さらに一枚仕立てだからくるくると小さくたたんでプチっと止められるようになっています。

以前作った、リネン100%のバラ柄のもなかなか素敵で、80歳になってもとてもオシャレなMさんが
「歳いくと、軽いのが何より」
と、キットを買って下さったことを思い出します。

今度のは 綿麻素材なので 少し安くできそうです。

Yu’s4の総柄布、アップしました

2012年3月26日(月) ブログ
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遅くなりましたが、新作のYu’sパレットの総柄1(1はパッチワーク柄、2は英字柄です。又近日アップします)3色アップしました。
お洋服には向かないクラフト用ですがソフトな色合いですよ。
ぜひ、いろいろ作ってみて下さい。

さて、先日到着したウォッシャブルのレーヨン。
スタッフさんも
「これで作ろうかな?」
とだんだん決まってきた様子。

有輪さんのM君が宣伝していたように、〔家庭で洗え、ノーアイロンですよ〕って本当かな?と、今朝少し裁って洗濯機に放り込んでみました。

脱水機にもかけたので乾いた時はすじすじしていましたが、アイロンをかけると!…
全く元のままの風合いに戻りました!

M君の言うことは本当でした(^o^)

ワンピース等は脱水機にかけないで〔水アイロン〕で乾かせばバッチリですね。

屋根裏部屋

2012年3月25日(日) ブログ
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ときどき、
「今年の作品展はいつからですか?」
と、質問してくださる方がおられます。
遠くにお住まいで(今年こそは)と、予定を立てて下さっているのかもしれません。

今年の[布と糸でつくる夢展]は4月26日から5月8日までです。
又、もう少ししたら写真と共に[お知らせ]にアップしますね。

さて、その写真となる今年の作品。
4月は村の行事がたくさんあるので、それを余裕の笑顔?でこなすためには3月中に出来るだけ進めておかないといけません。
やっと、屋根の部分に入りました。
屋根の中から、屋根裏部屋の一部が見えている、というわけです。

今は使っていない家具や衣料やいろんな物がしまってある屋根裏部屋。
そこに小さな女の子と、いよいよ彼が登場します。
12歳くらいのチビマイケルです。

おととし作った街角の〈大人マイケル〉の作品も、もうすぐ台湾へ行きますが、台湾の人は、
「あ!マイケル・ジャクソンだ!」
と、ちゃんと気がついてくれるでしょうか?

ニュー・バス・バッグ

2012年3月23日(金) ブログ
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2代目バス・バッグ、出来上がりました。
明るい黄色とグリーン。
1台目より長さが長く、幅は細めです。

又、キットにしますので楽しみに待っていて下さいね。

ところで、ネットで出会うMJファンの人は凄いです!
英語は堪能、音楽にも詳しく、思慮深く、語彙も多く文章表現力も素晴らしい…。
そんな方がいっぱいいらっしゃいます。
皆さん、子育て中の主婦さんです。

そして、興味を持ったこと、解りたいことは、徹底してネットや文献で調べてブログにアップされます。

昨日訪れたブログの方は[マイケルの英語]について考察されていました。

・[黒人英語]というのがあること
・その起源
・デビュー前のちびっこマイケルが、白人層等広く受け入れられるように徹底的に矯正されたこと。
ちびっこながらプロ根性満載の彼は完璧に身につけたけれども、ライヴ等で疲れた時の歌には[黒人英語]特有の発音が入ったこと
・曲を創るにあたり、[オフザウォール]や[スリラー]の頃にはそうしなかったが[バッド]以降は意識的に[黒人英語]特有の言い回しや発音を入れていったこと
等々…。

亡くなってから、世界中でこんな風に研究がなされているのか、と思うと、やっぱり嬉しいです。

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