しばらくお別れ

2011年5月23日(月) ブログ
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訳あって、歯医者さんにしばらく通っていましたが、今日で終わり。
又、半年後のお掃除までこの辺りに来る機会もないかもしれません。

私の家からバスで15分ほどの歯医者さん。
マスクごしだし、いらない事は何も言われないのに、先生の親切さ、温かさは伝わるもので、大人気。
いつも沢山の患者さんを診ておられます。
(歯医者さんへ行かないといけない…)という煩わしさを、ほとんど感じずにすむのです。
しかも、[わかさの]というミニスーパーが すぐ近くにあり、帰りのバスの時間までそこで買い物をするのが楽しみで…。

なぜ、こんな事が楽しいのかな?と考えてみると、たぶん、この辺りの全てが、懐かしい子ども時代の事をなんとなく思い出させてくれるからです。
もちろん、そこまで古くなく、アスファルトの道路も立派、ミニスーパーも、昔はなかったし…、横にある畑も整備されている…。
でも、咲いている花といい、売られている野菜や果物、袋もの菓子、柔らかいパン。
街の均一なスーパーやコンビニにはない、懐かしい、優しい感じのものが売られています。
前の私なら絶対に手を出している大きなお萩(ボタ餅)とか(^-^)

それにしても今日もよく降る雨。
そして、雨に打たれる花の美しいこと!
バス停横のこのお宅の綺麗な花を見る楽しみも 今日が最後。

リニューアル

2011年5月22日(日) ブログ
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せっかくの日曜日なのに朝からかなりの雨。
昼頃には止んできましたが、もうなんだか梅雨っぽいです。
雨の日には 特に緑や白い花が綺麗に見えますね。

そこで去年あたりからしよう、しようと思っていた[雨の日には 1]のリニューアルをしかけました。

実は この間から縫っているレースのベビーキルト、少しだけキルトをするところがあるので、久しぶりのキルトステッチ、レースの形が盛り上がるのが楽しくて、しかも、早く完成したくて、ちょっと頑張ったら…。
久々のめまい…。
[起立性眩暈]というヤツですね。
肩こり…。ちょっとしただけなのに…昔のようにはいきません(>_<) 仕方なしに 急がず、ちょぼちょぼする事に変更。 頭の中にあったものを少しずつ同時に進めていきますね。 コットンタイムの付録のカレンダーの6月用に、と作った[雨の日には]。 おかげさまで、沢山の方に作っていただき、使っている生地がいろいろなくなってしまいました。 [雨の日には 2]も[3]も好きですが、6月の花いっぱいのこれも捨てがたく…。 ほんの少し大きくして作り直すことにしました。 楽しみにしていて下さいね。

リバティじゃないけれど

2011年5月21日(土) ブログ
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春がとっても短く、寒かったけど。
気がついたらもう、完全な初夏ですよね?
街なかでは きっと半袖の方、多いかも。
確かに、ちょっと無理して半袖を楽しむ初夏や、ちょっと無理して長袖を楽しむ初秋って一番好き!

ここ山あいでは、まだ半袖は無理、でも ローンの生地、特にリバティプリントで作ったブラウスやワンピがピッタリの季節です。
まだ汗もかかないし、さらりとしなやかで、とても気持ちが良いのです。

先日、有輪さんから届いたローン生地。
最近パッとしなかった(ごめんなさい)有輪さんにしては、とっても可愛くて、久しぶりに同じ柄を3反買いしてしまいました。

(何にしようかな?)
まだ眺めているだけですが…。

ぼくのともだち おつきさま

2011年5月20日(金) ブログ
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終わるまでは
(あ〜しんどい!なんでこんなことしなきゃいけないの?)
って思っているのに、終わると、本当にいつもながら一仕事終わった解放感というのはなんともいえないものです。
いつも見る、いつも通る絵本図書館までが、穏やかで新鮮なものに映ります。

そんな訳で久しぶりに、どれか一冊、ご紹介したくなりました。
今、図書館では[〇〇に乗って…]と題して、いろいろな乗り物に乗ってどこかへ行っている、という、ありとあらゆる絵本が並んでいます。

(どれがいいかな?)
迷うことありませんでした。
3冊目に手にとったこの絵本!断然好きです!
どうして優れた絵本って、絵も簡単(でも、勿論芸術的ですが)文章も簡単。
話もすっとんきょう。
なのに、理屈抜きで 嬉しくなる、明るくなる、元気が出る、優しくなれる…
凄いなあ!
さすがアンドレ・ダーハンさん。
写真は何をしてるところだと思います?
ボートに乗って海に出ていた(ぼく)のそばに三日月の(おつきさま)がやってきて、なんと、(おつきさま)は海にどぼんと落っこちてしまうのです。
なんとかボートの上に引っ張りあげて…拭いてあげているとこです。
ね?素敵でしょう?

文章も少しずつなので、全部書いてみますね。
1ページずつ、絵を想像してみて下さいね。
最後なんておつきさまとおひさまとぼく、スリーショットでお茶、ですよ(^O^)

きがつくと きみが いた。おもいがけない であい。

さいしょに こえを かけたのは、ぼく。ちょっと つきなみだけど、「こんばんは。」

すぐに つぎの ことばを さがしたけれど、そんなもの いらなかった。

だって だまっていても たのしくて、

いっしょに いるだけで うれしい。そんな きみに あえた。

こんなに うきうきしたの、はじめてだよ。
だけど、こんなに はらはらしたのも はじめて。

しんぞうが とまるほど おどろいて、

こんなに どきどきしたの、はじめて。

そして、こんなに ほっとしたのも はじめてだった。

きみって すごいよ。

いっしょに いると あっというまに じかんが すぎて、

もうすぐ よあけ。

これいじょう そとに いると、きみが みえなくなっちゃう。

はねのように かるい きみを そっと だきあげて、

あかるくなる まえに すべりこみセーフ。

ようこそ ぼくの うちへ。

うたおう、キラキラひかる ほしたちの うた。

おどろう、123 123 つきの ワルツ

じかんを わすれるほど むちゅうに なったの、はじめて。

ぼくの すきな ほん よんであげたの、はじめて。

こんなに おいしく しょくじしたの、はじめて。

そして だれかに、

うれしい きもち はなしたいと おもったのも、はじめて。

であいって すてき。

いっしょにいると 100ばい かがやく、さいこうに すてきな めぐりあい。

まずはベビーキルト

2011年5月19日(木) ブログ
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今日はやっぱり、昨日の私の「体験」話でひとしきり、盛り上がりましたが、それでも皆、それぞれ自身の[リネン&レース展]のための準備にいそいそ活動的です。
そういう姿を見る時、本当に幸せです(^-^)

ふと、見ると、Nさんがピーターラビットの本を手に、絵を探しています。
(ん?Nさんとピーター?)
最近はレースを使っても、落ち着いた渋い作品を作っておられたNさんと、ピーターの組み合わせがなんだかしっくりきません。
二人のお孫さん(娘さんの子供さん)はもう随分大きくなられたし…。
「何を作られるんですか?」
「ベビーキルトを」
ちょっと恥ずかしそうなNさんの表情に やっと私はピン!ときました。
「ワア、息子さん、結婚されたんですね!それもできちゃった婚ですね!!」
嬉しそうな、恥ずかしそうなNさんの笑顔。
ヨカッタ、ヨカッタ。
Nさんにとっては短くない期間、何かと心配の種だったことが良い方向に…。
可愛いベビーキルトが出来そうです。

私も、今年届いたレースで何を作ろうか?
とりあえず、真っ白なベビーキルトを作っています。
これから、アップリケと刺繍です。

スタジオ収録

2011年5月18日(水) ブログ
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(肩の荷をおろせた)とは、このことですね。

なんとか無事に予定通りの午後3時、収録を済ませ、帰宅の途につきましたよ。

朝は新幹線とタクシーで大手前にあるNHKプラネット大阪に10時前に到着。
手厚い待遇に遠距離の煩わしさを感じずに済み、ありがたいのですが、
(これも皆、受信料からだもんね)
と、フクザツ…。

到着の連絡をするとすぐに降りて迎えに来て下さったディレクターさんについて14階だったっけ?のスタジオへ。
簡単な打ち合わせの後、すぐメイクをしてもらいました。

それがまず、全然イメージが違いました。
私の予想では楽屋のような所で、自分で朝、してきたお化粧は全部落として、それこそ、デジタル対応の特殊なドーランのようなものを首から上に刷毛のようなもので塗るのかなあ?と思っていたら…。
しかも「眉毛はもう少し長めにお願いします」
とか、ヒヤヒヤしながらお願いするのかなあ?と、思っていたのですが。
全く違って、眺めのよい明るいサロンのような部屋で、一人の感じの良い女性の美容師さんが、優しく、チョンチョンとスポンジで私のお化粧の上からケーキファンデを乗せていかれて…。
他もそのまんま、ちょっときれいに直して下さるだけ…。

えー!これでいいの〜?!って感じ。

まあ、そんなこんなで、私はいろいろ指示を出してなんとか番組を無事、収録しようと必死のディレクターさんやアシスタントさんの思いをよそに自分の映りばっかりを気にしていましたよ。

「えんけい、と言うと遠景、ともとられますから丸形と言って下さいね」
「ハイ」
「5ミリとおっしゃらないで0.5センチで統一、お願いします」
「ハイ」
「ボンド、とおっしゃらないで接着剤と言って下さいね。」
「ハイ」
「ここは長くならないように このことだけおさえていただいたら」
「ハイ」

カー!と舞い上がることなく、ちゃーんとこなしましたよ。

一度、通しのリハーサルはあったといえども、生放送と同じ、一度の通し本番。
「OK!」が出てやれやれですが…。
でも、やっぱり、変な顔だったろーなー。
ま、誰にも迷惑かけなかったからいっか!の心境です。

(せっかく私の作品を好き、と思ってくれていた人ががっかりなさったらどーしよー)
(せっかくブログを読んで下さっていた方が、イメージ違うなー、と思われたら?)

「お疲れ様でした!又よろしくお願いします(お愛想です)」
と言っていただいたので
「今度はラジオでお願いします」
と挨拶するとウケましたよ。

まあ、とにかく終わりました、終わりました(;^_^A

前の日

2011年5月17日(火) ブログ
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キッチンで汚れ、汚れだったクマちゃん、お風呂へ入ってキレイになりました。

今日は義父の検査日で私は店をしながら留守番です。
大したことなければいいのですが。

そして、いよいよ明日は収録の日なので落ち着きません。

こんな日はやっぱりマイケルです。
とっておきの歌、和訳付きでご紹介します。
アルバムには入っていないけど、ファンの間では超人気のある[応援歌]なんです。
特に 日本人にとっては、最後のところがどうしても「ガンバロー!」って言ってくれているように聞こえるのです。
辛い時はこの曲です。http://www.youtube.com/watch?v=TqDnWb0AfcE

小夏

2011年5月15日(日) ブログ
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今朝は快晴!
8時前から9時までお宮と公民館の掃除です。

月2回といっても前回は雨で中止。
作品展期間中だったので とてもラッキーだったのですが、その分、落ち葉も2倍、雑草も2倍(;^_^A
田舎の方は真面目なので
「まだ生えてるけどこのくらいにしとこう」
とはされません。
私も(早く帰って、ケーキ焼かなくっちゃ)
と内心思いながら、もちろん最後までおつきあい。

でも、帰りの野道の景色は圧巻でした。
一面、ピンクのレンゲがおおい、しろつめぐさの白、タンポポの黄色。
まんまるい綿毛になったタンポポもいっぱい。
鮮やかにグリーンを切り取るのはパープルのアザミの花。
子供の時に楽しんだ野の草が、ここには全部あります。

(不便)なのと(行事が多い)のと、(美しい自然に囲まれている)のとは表裏一体、仕方のないことですよね。

さて、無事、ケーキも焼けて、朝1のお客様は、息子さん運転の車ではるばる高知から来て下さった方。
なんと、お土産までいただいてしまいました。
[小夏]って書いてある小ぶりのみかん。
[小夏]だから小さな夏みかん?
見た目はグレープフルーツのミニチュアみたいに可愛い。
「リンゴのように皮を剥いて食べるんですよ」
とおっしゃるので、午後、一つ、皮を剥いていただいてみると、とっても良い香り、甘くてさっぱり(^-^)まさしく初夏の味でした。
包み紙には坂本竜馬のイラストと「土佐からの贈り物ぜよ」って書いてありました。
そっか、[鬼龍院華子の生涯]の所でもありますね(^-^)。
遠い所、ありがとうございましたm(__)m

親切な珈琲屋さん

2011年5月14日(土) ブログ
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「スミマセン、コーヒー・ミルが調子悪くなったので、新しいの送っていただきたいんです」
「どんな風になりましたか?」
「モーターの音が変で…。だいぶんずっと使ってましたから…」

昔からお世話になっている珈琲豆屋さんです。
それこそ、遡ること約20年前。
私が明石市の高丘東小学校という所に勤めていた頃です。
当時の教頭先生が大のコーヒー好き。
それで神戸のC・コーヒーという、豆を焙煎するお店のオーナーであるTさんがときどき、放課後に珈琲豆を売りに来ておられたのです。
(どれどれ)と、私も一袋買ってみました。
普通の茶色い珈琲豆と違い、黒光りしたフレンチローストの深炒り豆。
ほろ苦い味は 今でこそ主流になりましたが(オーレによく合う味です)当時はまだ珍しく、すっかり気に入って来られる度に買っては、家で楽しんでいました。
やがて 私は退職。
1年後、喫茶店兼、のゆう風舎を始める時、迷わずTさんに電話をかけ、豆を卸していただくようにお願いしました。
その時に「開店祝いに」と立派な、でもよく古い珈琲専門店にあるのよりはずっと小ぶりで可愛いコーヒーミルを豆と一緒に送って下さったのです。
写真のは2台目です。

その、2台目が今回ダウン。
形は、この古い型が好きだけれど、もう一台買っていた、新しい形のもの(後ろに写っているもの)しか無いかな?と注文したのです。
それがおとついの話。
すると、今日、
「メーカーが治るかもしれないと言っています。送料もこちらで持ちますから送ってみて下さい」
というお手紙…。
なんと…親切なんでしょう。
いくら長いお付き合いといえ、私とこなんてそんなに大きな買い手でもありません。
今までから、お電話を通しての奥様の声も親切で控え目な方を想像できましたが…。
思い出の中の…、職員室のドアのそばにそっとたたずみながら、授業を終えて帰ってくる先生方を待っておられたTさんも無口で穏やかな方でしたが…。

たぶん、新しい方と誤解されてるのかな?(それでももう何年もたっています)
治らないだろうな、と思いつつ、C・コーヒーさんの親切に心温まる気持ちです。
なんでも使い捨ての風潮の中、特に日本では電化製品はたぶんわざと10年くらいで壊れるように作られていますよね?

神戸の路地裏で淡々と丁寧に豆を焙煎し続けておられる(以前、新聞の片隅で紹介されていたのです)Tさんのコーヒーが美味しい訳が判ったような気がします。

カンパイ!

2011年5月13日(金) ブログ
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作品展期間中でも評判だった可愛いぬいぐるみ。
つい先日来たのはギュッと縮めてキーホルダーになったものです。

とにかく、色もお洒落で、とぼけた表情がなんとも可愛いです。
前にご紹介したようにフランスのどこか田舎で、若者達によって作られているようですよ。
よく見ると、顔が三角形の子狐?君、耳は片方ずつ違う布だし、鳥?さんはフワフワボアのところが鼻なんだか、くちばしなんだか?
しかも、足はちゃんと足なのですが、手が(手)じゃなくて。
片方はおもいおもいの布のループが3本ほどついているだけ、もう片方には[タグ?]がたくさん…。
こういう発想は私には無理…。
つい、小さくともフツーに手をつけちゃうでしょう。
奔放なのに渋い色合いといい、隣のYu’sコーナーが、なんだかおとなしく見え…。

だから、今日のタイトルはフランスのユニークさに(完敗!)そして、創ってくれたフランスの若者に(乾杯!)です。

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