前半終わります、の日

2010年8月7日(土) ブログ
201008071552000.jpg

今、私の周りでは(まだ狭い範囲ですが(;^_^A)ケント・モリさんの本[ドリーム&ラブ]が爽やかな感動を呼んでいます。
貸した方は皆、一気に読んでしまって「よかったです〜」
私も 返してもらう度に 又数行読み返しては涙です。
(なぜかなあ?)と、考えると…。
勿論、大好きなMJの事を文句なしに愛し、尊敬してる人が書いているから?
つい、最近の事が生々しく書いてあるから?
映画の[THIS IS IT]の裏話がよく判るから?
でも、それだけではない何か…。
私の今感じているキーワードは[素直さ]と[感謝する気持ち]です。
自分が信じて一生懸命やってきた事や感じた気持ちを、へんな気配りをせず、素直に正直に記してある、そのストレートさが気持ちがいいのです。
しかも嫌みを感じないのは 彼が常に[感謝の心]を忘れないからです。
「おじいちゃん、ありがとう」「マイケル、ありがとう」
と、何度も出てきます。
親にも、周囲の人にも。
時代を越えた普遍的な価値観を、今を色鮮やかに生きる若者から感じる事が出来る感動がじわーとした涙になるようです。

ゆう風舎に連れてこられる赤ちゃんや幼児たち…。
両親や叔母や祖母たちにとても大切にされ、きっと
(いい大人に育つだろうな)
と思えます。
でも、一方ではそうはいかないのでは?という子どもたちが多くいる、という今、現在の実情。

オックスフォード大学での[HEAL THE KIDS]の講演で、MJは自身の事やエリザベス・テイラーやマコーレー・カルキンやシャーリー・テンプルの事に触れた後、(子ども時代)がないのは何もハリウッドの子役スターだけではなく、今現在、世界中で、貧困や戦争でありうべき姿を奪われている子供たちがたくさんいる、と訴えていましたが…。
貧困でも戦争でもないところで悲惨な目にあう子供たちが多い今頃です。
なぜなんだろう?
いつも考えてしまいます。

よく出ます

2010年8月6日(金) ブログ
201008061838000.jpg

夕べ、風が吹いてて 結構涼しかったんです。
でも、今日は又ダメ、めちゃくちゃ暑い日です。
それでも主婦たちはきっと自分一人で家事をこなしている間はたらたらと汗をかきながらもクーラーなしでがんばっていますよね。
そして電車の中とかお店の中ではガンガンのクーラーに出会い…。
その落差が齢とともにシンドイ…。
だから薄手のリネンやコットンのストールが求められるのかもしれません。
ゆう風舎でもストール用のクロスを出す度に反物は完売していきます。
このブルーのバラ柄は3代目。
本当に手触りの良い、薄い、軽いボイルとローンの間みたいな布、仕入れたとたん、ストールにぴったりと思いました。

実は私も先日、東京へ行った時の新幹線の中で、友人にもらった幅広のコットンのストールがとても役にたちました。
私は首は暑いのですが肩や出ている腕をエアコンの風から守るのにとても気持ちよかったのです。
カーディガンがはおりにくいデザインの服の時なんかも…。

昨日、暑い中を電車で来てくれたNさんもリバティ柄の麻とコットンのステキなストール持参でしたが
「ホントに便利ですー。エアコンが効きすぎてるとこでは巻いて、駅に降りて汗が出たらタオル代わりに拭いたりして〜。もちろんすぐ洗濯しますよ〜」
だって(^-^)

お泊まり

2010年8月5日(木) ブログ
201008051825000.jpg

この絵はリンドグレーンさんの[長くつしたのピッピ]のピッピが夏休みにキャンプに行っているところです。
Ingrid Vang Nymanさんの絵です。
ピッピじゃなくても、(お泊まり)が出来る齢になった子ども達は楽しく、どこかへ出かけているようです。
スタッフMさんの末っ子T君も先日親戚のおうちに一人で泊まっていたようですし、Nyaさんは一人娘のMちゃんを、今朝見送ってきたとのこと。
Kさんにいたっては姪御さんの小学校2年生になる娘さんを2週間預かっておられたとのこと。
お疲れさまでした。
海へ連れていったり、買い物へ連れていったり。
「疲れた〜」というKさんに「ごくろうさま〜」の声をかけながら、脛に傷持つ私は 心の中で苦笑いです。
とにかく私も小学生の頃、夏休みとなると、当然のように、母の一番下の妹、Tちゃんのところへ3.4泊しにいっていたものです。
京都から滋賀県の穴太(あのう)というところへ電車やバスを乗り継ぎ、一人で行くのです。
小さないとこがいて、そのいとこをかわいがったり、一人で電車に乗って行けるよ、なんてことを内心、自慢に思うばかりで、
「ありがとう」
の言葉は忘れなかったと思うけれど、叔母や叔父のしんどさなんてほとんど考えてなかったなあ。
家を離れて違う所で寝ることが楽しくて楽しくて…。
違うお店に夕飯の材料を買いに出かけることが楽しくて楽しくて…。
違うプールに連れて行ってもらうのが嬉しくて嬉しくて…。
子どもの時から思慮深くて内省的だったマイケルとは違って、私はフツーの子どもでした(;^_^A

コピーしづらい…

2010年8月3日(火) ブログ
201008031722000.jpg

火曜日の皆は レース展終了後、ワンピース作りに精が出ます。
でも、もう何週か経ちましたよね。
「お盆明けからはいよいよ本作品に入らなきゃ」
の私の一声に、必死でワンピースのピンタックを縫っておられましたよ。
先週、可愛い赤のドットのキャミを仕上げたOさんは 今日は絵本探し。
今年Oさんが仕上げた絵キルト(ヨーロッパの船着き場の様子を描いたものでした)は評判が良かったし、Oさんの良さもとても出る作風なので、シリーズで?という話も出たのですが、以前のブログにも書いたように、もとの絵本がとっても小さくて(>_<)…。 「これ、いいね!」 という街の風景が又、表紙、背表紙、裏表紙と印刷してあるのでガクガクして平になりません。 ちょっとコピーは無理みたい…。 お盆休み中に何か良いもの、みつかるかなあ?

片付けもの

2010年8月2日(月) ブログ
201008022011000.jpg

猛暑!
こんな自然に囲まれているところでも今年の暑さは尋常ではありません。
今日は久しぶりにスタッフさんが3人来てくれる日だったのでお店の事は任せ、朝は母屋、午後は自分のアトリエの掃除をしました。
一人だと(もったいない…)と、エアコンはつけず、するとあまりの暑さで頭がぼーとしてはかどりません。
ところがたまにMJ関係の話題のメールが来たりすると、ピッと元気が出るから不思議です。

それはさておき、アトリエの方は掃除というより、何か終わってもすぐ次にかかり…というふうで整理しないまま、溜りに溜まった布の切れ端とか資料を久方ぶりに手をつけて…。
(又、要るかな?)
と思いとっておいたプリントや連絡用紙等も思い切って捨てました。
以前、ぬいぐるみ等でお世話になった雑誌が休刊になってたり、雑誌社自体が無くなったり、寂しいです。
そう思えば[コットンタイム]はロングセラーで頑張っておられますね。ヨカッタ(^-^)

さて、一番かさだかかったのは[Yu’s Palette]創作期、メーカーであるダイワボウさんの担当Oさんとのやりとりのカラーコピーや手紙やいろいろ。
今から考えるとやっぱり最初はとても大変でした。
あーでもない、こーでもない、と…。
絵で描くよりやっぱり実際にアップリケにした方がいいのか?と作ってみた小さなキルトが出てきたり。
結局使わなかったのですが、これは第1弾[絵本タイム]の中央付近の絵柄です。
第3弾となった今回はちょっと冒険。
色をとても制限したシンプルなものも提案してみました。
楽しみにしていて下さいね。

リボンの詩

2010年8月1日(日) ブログ
201008011519000.jpg

朝からジリジリ暑い(>_<) でも、とにかく夜寝る前に少しで[MJ時間]を持てるようにバリバリ?仕事をこなします。 夜はさすがに山間部。 窓を開け放していると風が入ってなんとかクーラーなしで仕事します。 でも 腕が汗ばんで絵の具が滲みそうな時もありますが…。 昼間、クーラーがきいている店内で溜まっていた仕事を片付けていきました。 このテープ(リボン)を使ったミニタピもやっとキット完成。 名付けて[リボンの詩(うた)] 日本紐釦さんのMさんが アメリカ出張の際に仕入れてこられたアメリカ製のテープ。 見たとたん、(ウワァ!可愛い!)と一目惚れ。 9種類買ってしまいました。 フランス製やドイツ製のテープに比べて値段も比較的安価なのです。 (何に使おうか?)(どれを使おうか?) 眺めているうちに、とりあえず全部使いたくなりました。 リネンと生成りレースで中和させると、可愛い且つシックなミニタピスリーができましたよ(^-^)

遅れてきた夏物

2010年7月31日(土) ブログ
201007311102000.jpg

木曜日。
暑い中、せっかく営業に来てくれた有輪さんのM君のために?少しだけ布を注文しようとしたのですが、それが全て夏物。
夏前は きっとレースばかりに目が行っていて見落としていたのか、可愛い涼しそうな柄のサッカー生地やブルーの爽やかな布です。
私と違って、きっと年中ブルーが好きな方もおられますよね(^-^)

ところで、子供をめぐる悲惨な事件の、その悲惨さが増してきた状況、今日、現在…。

絵本はいいなあ。
美しい布で何か作りたいなあ。
緑の葉を通して吹いてくる風はなんて気持ちいいんだろう…
などと思っているこの同じ夏、地続きのそう遠くないところであんな事が起こっている。
何かをしないといけませんよね、私達も。

「…愛情をいっぱい受けたことで(自分がこの世にたった一人で現れ、たった一人で去っていったのではない…)と思っていることでしょう。愛されている実感をもってこの世に生を受け、愛されている実感を持ってこの世から去るなら、生きている間に起こるすべてを乗り越えられるのです。
たとえ教授に中傷されたとしても、そう感じないでしょう。
上司にしいたげられようとも、へこたれないでしょう。
会社の同僚に打ち負かされたとしても、成功の喜びを感じられるでしょう。
愛情を受けて育ってきた人を、心から傷つけることはできません。自分が愛される価値のある人間だという実感を持っているからです。それ以外の感情はただの包み紙のようなものです。
しかし、愛された記憶がなければ、心を満たすものを求め、世界中を捜し回るようになります。どんなにお金を稼ごうとも、どんなに有名になろうとも、まだ虚しさを感じることでしょう― ―」

2001年のオックスフォード大学でのMJの講演の一部です。
じゃあ、何をすればいいか?
自分自身に向き合い、自分自身に問いかけ、自分のできることから始めよう…
一貫して、彼は言っていました。

レタリング

2010年7月30日(金) ブログ
201007301845000.jpg

その昔、私が教員をしていた時は
(美術や図工専科が要るのはこのため?)
と、思うほど、いろんな[レタリング]を依頼されたものです。
研究発表会や卒業式、音楽会の看板は勿論、生徒名簿の表紙、体育会のプログラム、その他いろいろ…。
今は勿論パソコン、ワープロの時代、あっと言う間に希望の書体が美しく印刷され、大きさも拡大コピーすれば自由自在。
今の美術の先生はそんなことに時間をとらなくていいのですね。
でも、何百何千字と書いたおかげで結構手慣れてしまい、なんとなく宙で型がとれるようになったのは便利です。
そして、今や私のレタリングの仕事といえば ウェディング・ウェルカム・ボードにご結婚なさる若いお二人の名前を入れてあげることです。
(あ、ネットショップのお客様も遠慮なさらずにご依頼下さいね)
今までに何組様のカップルのお名前を書いたでしょうか?
幸せっぽくて、こういう仕事はいいですね。
刺繍していただく下書きですが、勿論、パソコンには出てこない、のびのび〜とした字がグッド。
今は[カリグラフィー]といわれる特殊なペンで書いたクラシックかつロマンチックな書体が気に入っています。
勿論、刺繍の下書きなので カリグラフィーの文字の形を真似て 線で書くのです。
今日も今秋結婚されるカップルの、書かせていただきましたよ(^-^)

守山市

2010年7月29日(木) ブログ
201007291821000.jpg

バーナデット・ワッツさんと市川里美さんといえば、ゆう風舎で絵キルトをしている人達には大人気の絵本作家で 私も大好き、作品の絵本も多数あります。
イギリスに住むワッツさん、フランスに住む市川さん。
画風は全然違いますが、二人の絵はどちらもとても丁寧に細かく、美しい色彩で自然や建物や登場人物が描かれていて、見飽きず、優しさに溢れています。
つい先日(7月6日)出版された[優しく創った!!] を夕べ読み終え、
(へーえ、ワッツさんも辛い時期があったんやなあ)
(へーえ、二人は知り合いなんや)
とか思い、ぜひお盆休みに滋賀県守山市の佐川美術館で催されているお二人の絵本原画展に行きたいな、と思っていたら、なんと今日、守山市からはるばるいらっしゃった方が…。
絵キルトをしにいらっしゃったYさんです。
大丸のワンディレッスンに二度ほど参加して下さって以来の再会です。
絵本が大好き、子供が大好き、自身も絵本やお人形作りをやってみようと夢見る若者です。
1時間以上かかって絵本図書館でいろいろ選んだ結果の一枚が 偶然、市川里美さんの絵本から、と、ホント、偶然。
この展覧会のことはご存知なかったのですが
「ぜひ、行ってみます!」
とおっしゃっていました。
京都からはそう遠くなさそうなので私もお墓参りの後で行こうかな?
もう一つ、大阪でのMJ遺品展 にも寄りたいな。

少し涼しい

2010年7月28日(水) ブログ
201007281332000.jpg

今日はやっとちょっとホッとする気温。
街なかではどうだったでしょうか?
山あいにある私とこでは 何日ぶりかに曇りがちで涼しい風が吹き渡っていました。

信心深くない私にとっては仏教的な意味の前に つくづく[法事]というのはいろいろな意味、“導き”があるなあ、と思います。
例えば しばらく会わない人同志が集うとか…。
大掃除もその一つ^ロ^;
母屋の縁側の大きなガラス戸を何年かぶりに磨きました。
お盆休みに予定している義母の七回忌の前に少しずつ…という訳です。
雑巾でふきながら
(そういえば前回は50肩が治るなあ、と思いながらやったなあ)、と思い出します(>_<) でも、今回はバッチリ、ウォークマンでMJを聴きながらしたので 全然苦になりませんでした。 勿論、今日の涼しい風もありがたく…。 それにしても、コンサートに駆け付けた世界中のファン達だけでなく、こんな日本の片隅にでも、音楽によって幸せにしてくれる彼はスゴいなあ、と雑巾を絞りながらつくづく思いました。 そこまではよかったのですが…。 いざ、机に向かって絵をかこうとすると、せっかく涼しい日なのになかなか集中できないのは なぜ? 不思議と身体中の痒いとこ、痛いとこが表面に出てくるような…。 こんなことではダメですね。 せっかく涼しい日なのに…。

« 前ページへ次ページへ »