漢方薬

2010年7月26日(月) ブログ
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いつまでも若い人のようにチャラチャラした服装をしていますが、悲しいかな、身体のあちこちは齢相応に…。
特に私の場合は数年前から目の周りや口の周りや、最近ではおでこにも、顎にも…とただれたような?腫れ物のような?、というのが順繰り順繰り現れ、気分は落ち込むは痛痒いは、と冴えません。
皮膚科のお医者さんにも2.3人診ていただきましたが どの先生もよく顔を見もしないで
「ふんふん。年齢的にもねー。とにかくできるだけ、お化粧、毛染め、乾燥、刺激物や甘い物の摂取過多に気をつけて…」
とおっしゃいますが そのどれも私には無理!です。
軟膏をつけてももぐらたたきのようなもの…。
そこで 奨めて下さった人もあって車で20分ほどのところにある漢方薬屋さんへ行ってきました。
今まで忙しさにかまけて随分ぐずぐずしてきましたが、いざ行くとなると、もうそれだけで治るような気がするので不思議です。
でも、本来漢方はじっくり続けないと効き目は解りませんよね。
感じのよいお店の方に相談に乗っていただいて、まずは10日間、悪い血を浄化する作用のあるものを飲むことになりました。
店へ帰ると 興味しんしんのNyaさん。
「先生、どうでした?どんなお薬?」
「うん、顆粒と錠剤があったけど、ちょっとでも成分が多い顆粒にしたよ」
「えーっ!顆粒??」
どうもNyaさんは【漢方薬】というと 何か葉っぱをごりごり潰して煎じて飲む、と思っていたみたい(>_<) 朝、ゆう風舎のキッチンを開けるとケーキの焼ける匂い、じゃなくて薬草の匂いが…って思ったみたい^ロ^; でも、Nyaさんだけじゃなく、漢方薬初体験の私とかは幸運だったんだなあ、とつくづく…。

ブルーずき

2010年7月25日(日) ブログ
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暑い夏は、つい白とブルーにひかれます。
昨日久しぶりに来てくれたIさんは夏でなくてもブルーずきのよう。
昨日の装いも甘いブルーのキャミドレスでした。
お店に入るなり、今年入荷した2種類のブルーのレースを手にとって…。
もう一つのレースは2メートルお買い上げだったのでワンピでも作るのかな?
彼女は優しい旦那さまに二人の息子を託して、昨日は実家のお母様と過ごしにきたのです。
数年前にお父様は亡くなられ、子ども達もそれぞれに独立した今、お母様は一人暮らしです。
子育て真っ最中、引っ越したての忙しい彼女にも、つい
「出来るだけ帰ってあげてね」
と言ってしまいました。

私は…。
若い時、自分たちのことばかり考えていたなあ、と苦い思いがあるからです。
父や母が元気な間は、勤めていたからとはいえ、帰るのはお盆とお正月だけ。
それも(お客様)だったなあ。
齢老いた母が脳出血で倒れてから亡くなるまでの数ヵ月だけ、まるで罪滅ぼしのように一生懸命会いに行ったなあ…、と。
お店が終わってから自分の夕食を簡単にお弁当にして新幹線に飛び乗り、有馬の病院へ。
階段を駆け上がると数人の看護師さんになだめられながら、車椅子の母が必死で公衆電話をかけようとしている…。
「来たよ」と笑いかけるとパッと母の顔が変わって…。
ホッとする看護師さんに詫びたりお礼を言って病室に車椅子を押していく…。
私と一緒の時は全くいつもの母に戻っていたなあ。

後悔が少しでも少なくなるように配慮してくれた神様や家族に感謝の気持ちです。
若い人にも後悔しないように、って思うけど、どうしたって若い時は自分たちのことで精一杯ですよね。
(それでいいよ)って親達は思っているのかも…。

久しぶり

2010年7月24日(土) ブログ
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ゆう風舎を始めて何年かたった頃でしょうか?
ときどき一人でいらっしゃってはカットクロスや小さなキットを買っていって下さる若い可愛い娘さんがおられました。
何年かした時、うちの化粧ポーチのキットを幾つかまとめてご入用。
(へーえ、ほわ〜んとおっとりした雰囲気なのに先生なんだ)
おとなしそうな、可愛い雰囲気。
どこかの女子校の家庭科の先生かなー?と思っていました。
そのうち、彼氏を連れて登場。
しばらく見えないな、と思っていたらしばらくして大きなお腹で登場。
(へーえ、結婚されたんだ)
そして長男が2歳くらいになられ再びお腹が大きくなられた頃、とうとうゆう風舎デビュー。
初めの印象とはちょっと違うユニークなキャラにたちまち人気者になりました。
私の予想とは違って公立高校の先生、しかも本当の専門は理科でした。「叱る時は恐いんです」顔立ちからは想像できないおことば^ロ^;
その上、聞けば旦那さまも本人も、学科は違えど私達の後輩だとは…。
こちらに来てからそんな人が身近におられたとは、とすっかり親しく感じたものです。
ところが数年前、旦那さまの転勤で大阪へ引っ越し。
「ここぞ」という展覧会等には律儀に顔を見せてくれていたのですが、ここしばらくはおあいできずにいました。
そんな彼女が今度は芦屋浜に新居を構え、里帰りついでに寄ってくれました。
ほんわり柔らかな雰囲気はちっとも変わらず。
「いつか子育てが落ち着いたら又ゆう風舎に、と思って兵庫県に…」
なーんてお世辞でも嬉しく(^-^)

いろんな歴史をきざみながらゆう風舎が回っているのを実感。
でもあの小さかった坊やが小学校2年生とは、こちらは齢をとるはずです。

さあ、でも懐かしさに浸ってばかりいないで、今晩これを仕上げないと…。
雑誌業界ではもうクリスマス仕様です。

バーニンガムさんの新しい本

2010年7月23日(金) ブログ
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今日は炎天下の中、お店のお客様とは別に 3人のお客様が遥々来て下さいました。
【Yu’s Palette】第3弾のための打ち合わせに日本紐釦さんのMさんとメーカーのHさん、Oさんです。
車の中はクーラーが効いているとはいえ、本当にカンカン照りの中、御苦労様です。
もう何度か来ていただいているので気心もしれ、とても楽しい打ち合わせの時間を過ごせました。
とは、いえ 昨今の(手作り)業界の厳しい空気、
(何とかより良いものを、しかも受け入れてもらい易く…)
と、いっそう気を引き締めてかからなければいけません。
(今日、いらっしゃるまでに…)なんとか一つだけでもデザインを完成させておこう、と思っていたパネル柄を 3人はとても気に入って下さったので一安心(*^_^*)
又次のに取り掛かります。
数種類させてもらう中、一つは大人でも持てるバッグ仕様満載の、しかも肩の力が抜けた、軽〜いタッチの絵にしたいな、と思っていた夕べ、スイと入ってきた連れ合いが見せてくれたのはジョン・バーニンガムさんの新作絵本。
猫と女の子のお話ですが、見たとたん
「そうそう!こんな感じのさりげなくって柔らかい線描!」
と、嬉しくなりました。
いいですね、バーニンガムさんは。
プロフィール写真に載っていたように、いつも(一杯やりながら)絵を描くのかなあ?
シンプルで何気ないほど難しい、きちんとしたデッサン力があればこそ、ですよね。
とにかく頑張ってみます。

5歳

2010年7月22日(木) ブログ
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「それはちょっと アブナイかも?」
「お金貯めとかないと」
スタッフMさんちのT君は5歳です。
最近、幼稚園の先生にも、親戚の叔母さんにも
「大きくなったらマイケル・ジャクソンになりたい」
と言っているそうな…。
保育園の送り迎えの車の中で曲を聴いたり、家でDVDを楽しんで1年経ち…。
それってケント・モリさんと同じ状況(^-^)
ケントさんは小学生でいったん遠ざかっていたのが中学生の時、偶然のことからマイケルの映像と再会して今に至っておられるみたいですが、さあ、小さなT君の未来にいったいどんないろいろな出逢いが待ち受けているのでしょうかね。
どんな道に進むにしても5歳の時に五感で感じたスピリットはきっとプラスに働くと思うな…。

ちなみに、なぜかうちのキッチンの窓枠には最近、(食べてはいけない)チョコレートパフェとMさんからいただいたヤング・マイケルのフィギュアとYさんの東欧のお土産のへらじかが飾ってあります。

M&M&M

2010年7月21日(水) ブログ
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梅雨が終わると毎日カンカン照りの猛暑。
とてもわかりやすい夏です。
《夏》という言葉の持つ(楽しさ)や(輝き)や(ノスタルジー)とは裏腹に、水害や水の事故が毎日のように報道されるのは辛いことです。

さて、日中は猛暑ながら 朝のうちは涼しい風が吹いているのがカントリーサイドの良さ。
溜まっているアイロンかけをするのに、
(そうそう)
と、なかなか観られなかったマドンナのコンサートの録画をかけました。
[Sticky&Sweet Tour]
[Ghost]のためにWOWOWに加入した当初、(練習のために)と録画しておいたものです。
そのツアーの中で、マドンナの計らいで踊ったケント・モリさんのMJ追悼ダンスが観られるかな?と思ったからです。
じっくり観た訳ではありませんがさすがにマドンナ、舞台のしかけもダンスもダンサーも演出も凄い!
スケールの大きい人間性も感じますし、50歳であの動きはビックリです。
残念ながら追悼シーンはありませんでしたが元気をもらいました。
そして、マドンナのコンサートが素晴らしければ素晴らしいほど、彼女のスピーチの通り、マイケルの歌やダンスは特別のもの、
「So rare,So original!」
ということが解ります(^-^)

――その瞬間は突然、やってきた。
会場の空気が明らかに変わった。
単なる緊張感ではなく、言葉に表せない、何かとてつもなく張り詰めた、硬く重い空気に変わったのだ。
僕は反射的に客席のほうに向かって走っていた。
ふいに僕の目に光が飛び込んできた。
それは、黒い服を着てサングラスをかけたひとりの男性が、何人ものスーツ姿のボディーガードを引き連れ会場内に入り、客席の 間を歩いている姿だった。
室内にいるにもかかわらず、僕の目には彼のいる場所にだけ上から黄金の光が差し込み、明るく照らしているように見えた。
マイケル・ジャクソンだった。
彼は黒い服を着ているはずなのに、まるで七色のオーラをまとっているような輝きを放ち続けていた。今までどんなアーティストやセレブリティに会っても、こんな感情を抱くことはなかった。
すべてが特別だった。

「神様が現実の世界に降りてきた…」

…子どもの時から憧れ続けていたMJを[THIS IS IT]のオーディションで初めて見た時のケント・モリさんの感想です。

こんな感じで…

2010年7月19日(月) ブログ
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絵の具を塗っています。
一人の部屋で作業しているとクーラーは冷えすぎるし、もったいないし…。
扇風機にずっとあたっているのも、なんだかしんどい…。
ほんの少しの間、細かい作業に集中しただけで 目の奥がグーと痛くなる…。

でも、そんなこと言ってちゃダメですね。
この間読んだケント・モリさんの本にはMJと一緒に踊りたい!という夢の前には どんなこともいとわず努力した様子がひしひしと伝わってきたし、夕べNHKハイビジョンで放送されてた[スターウォーズ]ファンの著名人の一人、映画監督の人は 子供の頃に観たスターウォーズで宇宙映画を創る、という夢を育まれ、それが実際に現実になった今、壁にぶち当たった時は 又映画を観てその当時の気持ちを思い出してエネルギーに替えてる、っておっしゃってたなあ。
(何、辛がってるんだ?)って。

そうですね。シンドイ思いをしないと、何も出来てはきませんよね。
そういえば、小さい頃は 私はディズニーのアニメーターになりたかった時もあったなー、と…。
アリナミンでも飲んでがんばろっと。

涼やかに…。

2010年7月18日(日) ブログ
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いよいよ真夏突入ですね。
各自治体で草刈りが行われますよね。
こちらも 今朝7時から連れ合いが参加してきましたよ。
朝から強い陽射し、でも今日は吹き渡る風があってホッとします。
お店の中も、暑い中 いらして下さったお客様が ホッとなさるように 出来るだけ涼しげな物を選んで、涼しげにディスプレイ。
カゴもレースもヨットもブルー小物も…かかせません(^-^)
この薄いブルーの花柄オーレカップ、私もほしいけど、食器棚は満員だし…。

梅雨明け!?

2010年7月17日(土) ブログ
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広島県といえば隣の隣の県。
いわばそんな近くで又々大雨の被害。
何ともいいようがありません。

とりあえず、今日は朝から照りつける日差し。
天気予報通り、近畿地方は梅雨明けかもしれません。
地域によれば もう夏休みに入った小学校も…。
一般的には来週からだと思いますが…。
そういえば、今日、午後に富山県からはるばるお越し下さったお客様。
お帰りの際に「この辺にどこかホテルがありますか?」
とお聞きになったので(!)と、ゴールデンウィークに東京のNさんが宿泊されたテクノポリスの先端科学支援センターの宿泊棟がバッチリ!と思って教えて差し上げたのに 電話をかけられると、なんと満室だそう(>_<)。 もうバカンスが始まっているのかなあ? それとも何か研究会が…? 夏休みといえばゆう風舎の夏休みは8月の第二日曜日8月8日から14日土曜日まで取らせていただきます。 又、お知らせにもいれますね。 今年は珍しくお盆の15日は開けていますので、ひょっとしたら遠くから帰省中のご家族にもお寄りいただけるかもしれません。 この写真はホリー・ホビーさんの[トートとパドル]シリーズの[オパールちゃんのなつやすみ]の1ページ目です。 何度みても、汽車から降りたオパールちゃんが日差しの中に、という見事な登場シーンです。 夏休みに初めて親戚や祖父母のおうちへ一人で行った、そんな思い出と重なる方も多いのでは?

思いはかたちに…

2010年7月16日(金) ブログ
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お気づきの方もおられようか、と思いますが、正直私は[感激屋]です。
またまた感激するものに出逢いました。
今日、出かけたついでに三ノ宮の書店で求めた本、ケント・モリ著[Dream&Love]です。
(お父さん)の本と違って こちらはアマゾンでも読んだ人は全員星5つ。
それでも、直接マイケルの本じゃないし…と、特に早く読みたいと思っていた訳ではありませんでした。
まあ、ついでだから、と買い、新快速を待つ間にでも、と読み始めたら もう重い荷物が腕に食い込むのも気にならなく車中で半分くらい一気読みです。
満員の電車の中で何度も涙が溢れてきました。

[THIS IS IT]の専属ダンサーに選ばれながら先にしていたマドンナとの契約のために涙をのんだあの日本人ダンサーの人です。
テレビでチラチラ見た彼は結構クールな人に見えたのですが彼のマイケルへのリスペクトは本物で感動的でした。
そして自分の夢を信じ、自分を信じ、周囲の人に優しく、どんな事があってもプラス思考が出来る、素晴らしい人です。
この人のを読んでいると 両親ばかりでなく、祖父母の大切さまで感じます。

――たとえ鼻で笑われようとも僕はまったく気になどしない。「絶対に夢を実現する」という強い気持ちさえ自分の中にあれば、それだけでいい。自分の夢を追いかけ、人の夢を称え、応援する。僕はいつでもそんな人間でありたいと思う……

まだ途中ですが読むのが楽しみです。
この本を読むとますますMJの素晴らしさが解り、遅ればせながらファンになれたことを幸せに思いました。

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