We Are TheWorld

2010年2月13日(土) ブログ
201002131947000.jpg

いよいよバンクーバー冬季オリンピック開催日。
事前にはあまり興味のなかった私ですが、やはり開会式は見ようとテレビをつけると、もうなんというか、オープニングの音楽と映像だけで涙ポロポロ
(この頃よく泣きます、齢ですかネェ)
と、いうか、昔からオリンピックの開会式には弱いです。
石原都知事は主役になりたかったのかもしれませんが、日本でなくても他国の人々が喜んでいるのを見るのもとても素敵です。
スノボーの人も凄かったですね。
でも実は楽しみにしていた事があって…。
噂で、開会式にセリーヌ・ディオン達が集まって、皆で[We Are The World]を大合唱する…?
半信半疑ながら(もし、そうだったら素敵だな)
と楽しみにしていたのですが、やっぱりそんな場面はありませんでした。
少しがっかりしていると、噂の片棒をかついだ我が連れ合いがインターネットの中で見つけてくれました。
本当にその事は予定されていたのだけれどハイチの大地震が起こって、その復興支援のためのものに急遽、変更されたとのこと。
[WE ARE THE WORLD25For Haiti]として。
その映像も観てみましたが、昔のものより人数も増え、よりヴァージョン・アップしていました。
新しいスターの歌う姿の映像の合間に、ちゃんとマイケルのパートには彼の映像が入れられていて…。
ちらちら映されるハイチの子供達の姿も明るさが強調されて…。
これで良かったんだなあ、と思いました。
世界が注目するオリンピックの晴れの舞台で観られなかったのは残念ですが、もし彼が生きていても、きっとハイチの方を選ぶでしょう。
彼はそういう人です。

(感じる)ということ

2010年2月12日(金) ブログ
201002121832000.jpg

教職を離れて20年。
しかも こんな歳になったからこそ言えますが、その昔、私が新任の時の事です。
大阪の中学校に勤務していましたが、勤務とは別に組合活動というのがあり、ちょうど今頃の季節になると役員選挙というのがあります。
当時は今より余計にぼや〜としていましたが、なんとなく 立候補者や応援している人は特定の支持政党があって、対立もしているんだ、と解りました。
ところが、いざ投票、という段になると、うちの学校の前に座っている先生から順に何やら紙切れが回ってきます。
見ると、一人の候補者の名前が。
(この人に投票するように)という意味です。
私はとてもバカにされたような気持ちになりました。
なるほど、知らない人ばかりですが、せめて演説を聞いて、判らないままにも、
(この人かな…)
と思った人に入れようと思っていたのです。
勿論、私は紙切れを無視してこっそり記名しましたが、その時から大勢の組織みたいなものにうんざりしてしまいました。
その後、退職するまで、特に大きな組合の大会、そこでは確かにとても大切な事を議論する場であるにも関わらず、隣りの人とずっとおしゃべりしてて話を聞かない、居眠りする、でも最後の「団結ガンバロー!」だけは張り切って拳を挙げる…そんな事に疑問をずっと感じていました。

MJの事をいろいろ知っていく中で、大変なバッシング、いわれのない疑惑にさらされていたという事実を思う時、そんな事を思い出しました。
折しも、先日手にいれたDVDに挿入された冊子に三宅久美子さんという方が とても的確にそんな私の気持ちを代弁する文章を書いて下さっていたのです。
「マイケルのスキャンダルに限らず、大衆が時として誤った方向に走りやすいのは別に目新しいことではない…」
に始まる文章には、一定の方向性を持った情報を繰り返し刷り込む事の怖さや、人の外見や容姿をあげつらうことの無礼さ、非常識、ディズニーランドへの見解、そして彼の答えの出し方にまで及んでいて、長文の解説は的をえていて、久しぶりにすっとしました。

誤解があるといけないのですが、始めに書いた先生方も、いわゆるどの時代の「大衆」も、一人一人はとても善人で良い人なのです。でも、一つ間違えれば良い人の集まりが戦争への道に加担したり、一人の人間を不幸の淵に投げ入れる力になりかねない危険性があるということですね。
いつも思うのですが、常に自分自身の五感で感じとり、自分の胸に聞き、勇気を出して…という事が大事のような気がします。

Enough ForToday

2010年2月11日(木) ブログ
201002111832000.jpg

仕事も勿論、粛々と進めていますが、前に買った[Dancing The Dream]毎日、30分と時間を決めて 辞書を片手に少しずつ少しずつ読んで?います。
ほとんど知らない単語ばかりで1日、5行くらいしか進まない日もあります。
この本のプレビューで読んだ人達のように
「思わず叫びたくなった…」とか
「追悼本はこれ一冊で良かった」
と思うには、英語力がはるかに及びませんが、それでも単語の意味がわかり、センテンスの意味がだいたいわかり、一つの文を読み?終えると、なるほど、胸がいっぱいになるのは解ります。
本当に哲学的な、思索的な人なのです。
自分以外の人や生き物や自然に対して優しいのです。
幼い頃からの信仰が大いに関係しているのでしょうね。
今日のタイトルは、その本の中の一つのタイトル。
まだ読んでいない文なので MJは何が(今日は充分…)だったのか解りませんが、今日の私は 同世代のIさんと、熱いMJ談議をして、そんな心境です。
以前から私よりはずっと洋楽に詳しく、クイーンやダイアナ・ロスのアルバムを何枚か持ち、オノ・ヨーコの自伝も読んだ、というIさんですが、やっぱりMJの事はテレビのニュースで流れる情報しか知らなかったそうです。
ついでにYU−TUBEで、昔インタビュー番組で、目を赤く潤ませながら、でも涙をこらえて、初めて皮膚が白くなる病気の事を告白する彼の姿を見て、一緒に泣きました。

遅れ新年会

2010年2月10日(水) ブログ
201002101141000.jpg

今日はかねてからの約束通り、新築したTさんのおうちにスタッフ全員お邪魔して 新築祝い兼、新年会の楽しいひとときを過ごしました。
Tさんが朝から買いにいってくれたふわふわのパンを中心に、皆が持ち寄った心尽くしのご馳走でお腹がいっぱい。
一通り、家中を見せていただいた後は、メインの「出し物…おもしろ写真拝見!」
銘々に持ち寄った、若かりし頃の写真や結婚式の写真、ぷくぷくしてた頃や、細かった頃や…。
笑いすぎるくらい、笑ってしまいました。
皆さん、ごめんなさいm(__)m

キットにしました

2010年2月9日(火) ブログ
201002091841000.jpg

「[コットンタイム]さっそく見ましたよ!」
と、メールを下さったOさんは北海道は札幌の方。
今日はどんなお天気で、どんな気温だったのでしょうか。
こちらは 先週と打って変わって 春のような気温の1日。
でも花粉症の方はもうつらそうです。
昼過ぎからは雨が降ってきました。
本当の春になるまではまだまだ寒い日が何日もあるのでしょうが、テーブルいっぱいに広げて作ったキットは、色とりどりの小布や刺繍糸で 春色満載です。
[コットンタイム]掲載のミニタピスリー、さっそくキットにしました。
12月の始めに作ったこの作品、しなければいけないことが多くて小さなキットに手が回らない今、ちょっぴり助かります(^-^)
又、お天気の良い日に写真をとり、ネットショップにもアップしますね。
名前は[Little Friend]にしました。
そういえば、[Yu’s Palette2]の総柄2種類、ローン地と綿麻地、それぞれアップしました。
どちらも渾身の作です(;^_^A

新連載スタート!

2010年2月8日(月) ブログ
201002081526000.jpg

こんなタイトルは少し大袈裟ですね。
ただ、あっという間に2月がやってきて、[コットンタイム]の巻頭ページ、
[アップリケコラージュで綴るハンドメイド歳時記]
第一回目が掲載された3月号が発売されました。

コットンタイムとのお付き合いも、もうずいぶん長くなりますが、私にとっては連載は初めてですし、しかも
「季節の詩を子ども達の姿を通してアップリケや刺繍で描く…」
というのは とても嬉しい設定でした。
春号は とにかく、野の花いっぱいにしたかったのです。
‘ワクワク’と‘不安’が同居する新一年生と迷い子猫ちゃんに登場してほしかったのです。
だって毎年、どう考えても、自然の美しさ、気温のぬくもり、「春」という言葉の持つ弾んだ響きとは裏腹に、実際は 別れがあったり、新しい場所に対する居心地の悪さがあったり、新しい人間関係に気を使ったり、費用がかさんだり…。
結構、ネガティブな部分、多いですものね。
こんな私も、子どもの時も勤めていた時も、
(本当は前のままでいいんだけど…)
と春になる度に憂うつな気分になったものです。
でも、変化を嫌ってはいけないんですよね。
今年も又、自然の美しさと ときめく春のファッションに勇気づけられて、忙しい春を乗り切れるかな?
でも、実は最近、すっかりファッションに気持ちがいかなくなりました。
その部分、MJが占めています。

パッチワークの母子手帖

2010年2月7日(日) ブログ
201002071652000.jpg

この間来てくれた若いママのSさんからのメール。
初めて出産するお友達が お店にディスプレイしていたYu’sで作られた母子手帖ケースを参考に作ろうと 布を買っていってくれたのですが、芯はどんなだったかな?とのお訊ねでした。
それはスタッフTさんが作ってくれたものなので、
(どんな風になっているのかな?)
とよくよく見てみました。
なるほど、芯は本体と左右の大きなポケットだけに入っているのかな?
それにしてもTさん、パネル柄[Kids!Kids!]の部分、部分をうまく使って、沢山のポケット付きにしてあるなあ、としばし感心…。
母子手帖か…私には縁がなかったなあ。
きっとこんなふうに布でカバーを作るのも最近流行してきたものなんでしょうね。
そういえば 知人でマザーズバッグのお店をしている人も母子手帖ケースはレアなアイテムとして
「先生、作ってみてください」
と言ってくれていたなあ。
その人は 自分の出産、子育て体験をふまえ、外出しづらいママ達が少しでも楽に、気軽に楽しく外出できるようグッズを研究しているのです。
母子手帖ケースも その一つなんですね。

ラブラブ

2010年2月6日(土) ブログ
201002061551000.jpg

まだキットは組めていませんが、皆の協力で幾つかの見本作品が出来たので、いよいよ[Yu’s Palette2]をディスプレイ。
ひょいと見てみると、(新入生)バージョンの二人のゆうちゃんがラブラブです。
ベンチで仲良く布の絵本を見ているような、絵本はどっちでもいいような…。
よく見ると、隣の棚にディスプレイしていたぬいぐるみ達も、うさぎさんとゾウさん、ネズミさんと馬さんがそれぞれラブラブです。
なるほど、もうすぐバレンタインですからね。
うちの連れ合いは 何も言わず、難しい顔をしてて、ときどきこんなことをします(^_-)

ガトー・ショコラ

2010年2月5日(金) ブログ
201002051118000.jpg

いつも思うのですが、このケーキは 見かけの地味さに比べ、材料はとても贅沢です。
何せ、ふかっとした生地に加える小麦粉はほんの少量で、ベイキングパウダーも加えないし、泡立てた卵でこれだけ立ち上がり、中身はチョコレートとバターがたっぷり!
買っておいたチョコレートがゴソッと無くなりますが、やっぱり2月といえばチョコレート。
作りたくなります。
しかも、今日は寒い中を神戸や明石から可愛い卒業生(今はママですが…)が来てくれるとなると、って、はりきって作りました(^-^)

カール・ラーソンさんの絵

2010年2月4日(木) ブログ
201002041523000.jpg

シックな好みのKさん。
去年は モノトーンぽい、素敵な雪景色をキルトにして作品展に出してくれました。
さて、今年は?
迷っておられたKさんに私が勧めたのはスウェーデンの画家、カール・ラーソンさんの画集からの一枚。
微妙な色合いの水彩画で、出窓に並んだ植木鉢に女の子が水をやっている場面です。
薄日が指しているのでしょうか?
本当に微かな色の違いの窓、壁、机、床…。
布なら薄いローン地で作りたいような…。
ピーシングのパッチワークなら おうちでもどんどん進まれるKさん。
こだわるが故に布選びに悩まれ、なかなか進まない様子。
特に窓辺に並ぶ植木鉢は強い、ペタッとした色の布を持ってくると浮いてしまいます。
そこで(八ッ)と思いついたのが、色褪せた風合いのインドのマドラスチェック。
今日、縫ってこられたのを見ると バッチリのハーモニーを奏でていました。
これからいよいよ人物に取り組まれます。
とっても雰囲気のあるキルトが出来そうで めちゃめちゃ楽しみです。

« 前ページへ次ページへ »