指輪のひと

2017年10月19日(木) ブログ
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おとつい、[ふたり展]の最終日に来て下さったお客様。
 
何年か前、レジでお支払いして下さる時に
「あっ!その指輪、同じの持ってます(*゚▽゚*)」
って、思わず声をかけてしまった方^_^
 
シルバー製で、男の子と女の子が4人、ぐるりと手をつないでリングになっている、巾1.8cmほどの指輪です。
 
三ノ宮の高架下のシルバーのアクセサリー店で、もう30年ほども前に衝動買いしたもの。
お客様も同じだったようで…(^^;;
 
私と違って、スラリとした美しい方、中指によく似合っておられます。
 
今は介護でなかなか自由のきかない日々、それでも楽しみにパッチワークを続けておられるらしく、ゆう風舎のキットもいろいろ購入して下さいます。
 
そして、こんなステキなバッグを見せていただきました。
 
渋い、コーヒー色のザックリした布が丁寧にバッグに仕立てられ、焦げ茶の本革のレアな形のもち手がつけられていて。
 
そんなお洒落なバッグのポケットとして、アップリケパーツの[女の子と仔犬]をつけて下さっていてとても感激しました。
 
こんな形のバッグにつける、というのは私には思いつかないアイデアで、なんだか恐縮(^^;;(^^;;
 
大変でしょうが ご家族のために頑張って、又いつか時間をみつけていらして下さいね。

ありがとうございましたm(_ _)m

2017年10月17日(火) ブログ
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ItさんとOkさんの作品展[布に願いを]、本日4時、無事に終了しました。 
ここまで 車を飛ばして、又は電車やバスで、観にきて下さった皆々様、本当にありがとうございましたm(_ _)m。
 
多勢の皆さんからお言葉をいただきましたが、私も昨夜
(片付けてしまう前に…)
と、もう一度メガネをかけてゆっくり作品を観てみて本当に感心しました。
 
面倒臭がらず、材料探しも厭わず、誠実に細かく表現…
ベテランの味、ではありませんが真面目な彼女達の真摯な仕事ぶりがとても新鮮な印象です。
 
と、言うか 歳と共にだんだんと簡単にできる方法ばかりを考えていた私、キットはより簡易にする方がいいでしょうが、自分の作品はもうちょっと丁寧にやっていこう、と改めて思いました。
 
さて、終了時刻が来るとお手伝いの皆さんの手が伸びて次々に作品が外されて。
 
さあ、それぞれ又、新しいスタートです。
 
心配なこと満載の今年の秋冬ですが、やっぱり楽しげな新作、造るつもりですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

レースのコーナー

2017年10月15日(日) ブログ
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今日も一日中、そぼ降る無情の雨…それにも拘らず、大勢の方に来ていただき、本当にありがとうございますm(_ _)m

お二人の、大きく成長したお嬢さん達、お二人の活動を支えてくださってる旦那様にも来ていただき、改めて年月の積み重なりを思いました。

普段は食事の用意、お掃除、洗濯、買い物、その他諸々の家事に取り組んでいる姿を、普通に見ておられるだろうけど、うちの奥さんは、うちのお母さんはこんなスゴイことができるんだ、と少しは見る目を変えて下さったかな?

ご自身も手芸好きで、母の作品にもいつも触れている、1番年長のMちゃんも
「一堂に並んだのを見ると驚きました」って言ってくれていたよ(๑˃̵ᴗ˂̵)

写真は南側の窓のところ。
お二人とも、ずっと[リネン&レース展]にも参加してくれていましたからリネンやレースを使った爽やかなグッズがたくさんあります。
絵キルトの他には、カフェカーテンやテーブルクロスや洋服…

その時にしか出逢えない、レアなリネンやレースが使ってあってとても懐かしいです。
今年のレース展のモビールやバレリーナのカーテンも^_^

ところでおとついのブログに貼ったyoutube、伊藤千尋さんの話。
短く数回に分けてもいいし、何か針仕事をする時のBGMに、でもいいし、ぜひ最後まで聞いていただきたいです。
新聞社の支局長として世界中を回って取材した伊藤さんの話はとっても面白く感動的で貴重です。

カナリア諸島、アフリカにあるスペイン領の島のこと。

トルコのこと。

9.11直後のアメリカのこと。

コスタリカのこと。

去年の韓国のこと。

中国、四川省で起きた地震の時のこと。

どれも、国家、というよりも一人一人の「人間力」を感じます。

そして結論はやっぱり
「諦めないこと」
みたいです。

ここにしか咲かない花

2017年10月13日(金) ブログ
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毎日、天気予報を見て悲しい気持ちになっているItさん。
きっとOkさんも同じでしょう。

そう何度もある機会ではありません。
せっかくのいわば「発表会」。
自分達の知り合いや親戚や友人、そして初めてのお客様にも できれば気持ちの良い青空の下、楽しんでもらいたい。

その気持ちは私も同じです。
交通の便がいいどこかの駅近くの複合施設。
雨に当たらず、風にも吹かれず、靴も濡れずに会場へ。
帰りにはたくさんあるカフェかレストランで美味しいものを食べて…

そんな事とは真逆の場所にある[ゆう風舎]

遠くから来て下さるお客様のためには、できれば赤やピンクや白のコスモスが青空に映えたり、豊かに実った稲穂が金色に陽に照らされていたり、ちょっとだけ色づき始めた山の木々が気持ちよく見渡せたり…せめてそのくらいの歓迎ができれば…
とは 一応願いますが…

でも、正直、
(どんな所の展覧会にも負けていないものがあるぞ〜)
という、自負はあります。

一斉に、同じものを作るのではなくて、そのものの感じを出すために一生懸命工夫して、自分なりに材料を探したり、試行錯誤する作業。

日にちもたっぷり、材料投資もけっこうたっぷり、愛情もたっぷりかけた一つ一つの作品は自ずと観て下さる方に伝わるようです。

昨日、久留米のUさんも
「布で作られたものというのは なんとも言えない温かさがある」
とおっしゃっていましたが、いわばその洪水みたい…

ショップにあるグッズも本も 特別な想いで選んでいます。

ケーキも自分が美味しい、と思うものを良い材料を使って作ります。

不便な場所ながら、常に「ここにしか咲かない花」を育んでいるつもりです。

ちなみにItさんはコブクロの大ファン。
BGMもよく聴いていただくと、コブクロの曲のオルゴールが流れているかも(^^;;

そして何より、アメリカの作家チャールズ・M・シュルツ氏の『ピーナッツ』シリーズの大ファン。

シリーズの「登場人物すべて」をリバティのアップリケと黒のシンプルステッチで表す、という壮大な?コンセプトで作られたこのキルトも、It家のリビングに掛けられ過ぎて地の色がすっかりベージュに変わってしまいました。

もちろん元は白だったのですが(^^;;

ところで・・・。

憲法9条を守りたい、と思っている私。

最近の情勢にがっくりと肩を落としていたところ、こんな素敵な話を聞きました。

(長い・・)とお思いの方、いつでもいいんです。

最初のほうだけでもいいんです。

ぜひ、聞いてみてください。

病院の壁に

2017年10月12日(木) ブログ
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秋本番には珍しく曇りや雨が続くのかな?

でも、そんな空模様なんて吹き飛ばすくらいお二人の作品は輝いています。

初日の今日。
絵本図書館を賑わわせて、ゆっくりじっくり観て下さった大勢の方々…
本当にありがとうございましたm(_ _)m

この方も九州は久留米市から初日に駆けつけて下さいました。

(たぶん)70代のUさん。
今日もお土産やらキルトやら重い荷物を提げながら 颯爽とお一人で。
精魂込めた艶やかなお野菜は別便で先に到着していました(^^;;

新作を見せていただきました。
春の[布と糸でつくる夢]展の時に買って下さったブルーのむら染めを背景にした真っ白なマリア像…。

「好きなことがあってよかった」
とおっしゃるUさん。

私の拙いブログを読んで、Itさん、Okさんにならって 作品にこんなコメントを書いておられました(^^;;

「この布絵を作るきっかけは

聖マリア病院でガン手術を受けました。
創始者の方がクリスチャンのようで いたる所に石像があり、敷地内に由緒ある教会もあります。

2年前には 教会を入れたクリスマスキルトを作りました。
検査に行くたびに記憶して帰り、いつかはマリア像をキルトにしたいと思っていました。

なにしろ 白で大きい彫刻なので どんなに表していいかと悩みました。

ま、私なりに作ってみました。

私が入院していた14階に 四季折々に(展示物を)交換するスペースに おこがましくも飾らせてもらっています。

看護師さん達に歓迎され、患者さんのいやしになっているとの事、うれしい限りです。

病気になっていろいろの出逢いにあい、高原先生の本に感動し、とりこになっています。
不安もありますが あれもこれも作りたいと願っています。

ちなみにへたのよこ好きで習いに行った事はなく 我流で楽しんでいます」

See you again❣️

2017年10月10日(火) ブログ
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パオさん、というのは間違い。
タイはバンコックでPaohouseという手芸のお店なのか?イベントを企画する会社なのか?しておられる、お名前は
 
Thapthim Singhaseniさんといいます。
 
読めなくて、お聞きすると
「タンシム シンガセニ」さん??
よくわかりません(^^;;
 
でもとってもフレンドリーな方で(おっと横文字、小池さんみたいになってしまった(・_・;)ゆう風舎に入られるなり熱い抱擁(^^;;
 
でもそれまでが結構たいへんでした。
 
数ヶ月前から何度もメールのやりとり、来日されてからは日本語の話せる方からお電話をいただき、Singhaseniさん達が相生駅から乗るバスのこと、お昼を済ますお店がらあるやなしや、聞いて来られ かなりご心配な様子。
 
その方に私のケータイ番号をお教えしたのが功を奏して ちゃんとLINEまで交わせるようになりました。
 
日本語の話せないお二人ですから、やっぱり駅まで迎えに行くことにし、その前にランチを済ませたい、ということで、
(ホテルなら英語を話せる人も…。
そしてあんがいランチ美味しいし)と、駅から2.3分歩く距離の相生ステーションホテルアネックスのレストランをお教えしたのですが…
 
私の英語なんて超いい加減だし、アルファベットを打つのはとても時間がかかるし、ここはスマホのホーム画面に入れてある「グーグル翻訳」の力を借りて。
 
日本語入力→グーグル翻訳で英語に変換→LINEにコピペ、
お返事をもらって、又日本語入力→グーグル翻訳→……
 
何度も何度も(^^;;
それでもやっぱりレストランは判らなかったようで(・_・;
 
そんなこんなで、スタッフ共々
「もっと英語、勉強しないとね〜」
と、反省しきりの1日でした。
 
そんな私にでも、Thapthimさん、両手を握って 真剣な眼差しで
「私の生徒さん達はゆかりさんの作品をとても愛しています。
ぜひ、タイへ来て下さい」
と、言って下さいました(もちろん英語で。マイケル効果で聴き取りはずいぶん良くなった私(^^;;)
 
ありがとうございます。
Someday.
More Old.
We have holiday…
訳のわからない言葉を発してしきりに恐縮するしかありませんでしたが、いつか行ってみたいです。
 
バンコックという都会にお住まいのせいか?タイには無いのか?家々の傍にたわわに実をつけた「柿」に感じいっておられたSinghaseniさんご夫妻、6時9分の[こだま]で大阪に向けて出発していかれました。
 
明日の晩、バンコック行きの飛行機に乗られるそうな…
 
お元気で。
又会いましょう(o^^o)

ウール、ウール

2017年10月7日(土) ブログ
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図書館の作品展示は申し訳ないけれど、今のところ 連れ合い任せで…
もちろん月曜日からは私も本格的に手伝いますが。
 
大丸のワンディ・レッスン。
いつも1ヶ月くらい前から宣伝というか、通知をしてもらうので、課題作品の写真や名前やキットの値段を提出しないといけません。
 
秋の日程は11月29日水曜日に決まりました。
いらっしゃれる方はぜひ日を空けておいて下さいね^_^
 
なのでそろそろ作品を作らないといけなく、作品展期間中はワサワサするので、アイデアくらいは決めてしまわないと…と頑張っています。
 
夏にはとても考えられなかったケド、冷んやりした空気になってくると、やっぱりウールの風合い、色合いもとても魅力的。
 
今回使いそうなウール生地や糸を買い足したり、ひっぱり出したり…。
まだ混沌としていますが、これからモチーフによって使うものを決めていきます。
不安だけど、楽しい作業(o^^o)

中秋のハート

2017年10月6日(金) ブログ
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ミーハー人生一直線の私は、過去いろいろ好きな人はいましたが…。
 
ちょっと挙げると、ジュリーとか、ブルース・リーとか、ケヴィン・コスナーとか竹野内君とか(^^;;
 
もちろんマイケルは私にとってはアイドルと言うより「偉人」ですから別格です(^^;;
 
最近はちょっと渋くなってきました。
小出さん。
前川さん。
そして金平さん。
 
優秀な頭脳なのに とても人間味があって弱い立場の人の方に立つ人に惹かれます。
 
唯一、金平さんはFacebookをされているのでフォローしていると、今朝 こんな素敵な写真を載せて下さってました。
 
取材先、秋田県で見た中秋の名月。
走っている車の中から撮ったらこんな風になったんですって。
 
何か いいことがあったらいいな、って写り方ですね(^^;;
 

グリーンの屋根

2017年10月3日(火) ブログ
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あれ?どこかで見たことのある…?
 
でもこれは私の作品ではありません。
 
そうです、Itさんは何ヶ月かに渡って私がキットを作る度に購入し、コツコツ作っておられたのです。
 
計7つの部屋のキットです。
 
もちろんだいぶん前に完成していたのですが、せっかくなので今回の[ふたり展]にも出されればいいなあ、と思いました。
 
そこでキットにはないけれど、ここまでしたんだから「屋根」をぜひつけて欲しいし。
 
ちなみに私のは数種類の赤っぽい布を瓦の形にして一枚一枚まつりつけていったのですが、それだと時間かかりすぎ。
大きめの洒落たチェックはどうかな?と考えて勧めてみると、Itさん、頑張って神戸まで出かけて探してこられました。
 
もちろんペラペラの布では感じ出ませんし…とのことでみつけてこられたのは[コロニアルチェック]にあったインテリア用素材のザックリした厚手の布です。
幅広なのもあってかなりエクスペンシブ!(^^;;
 
でも流石に なかなか無い色合いと存在感で、それだけでお洒落な屋根になりました。
 
Itさんの好きなミントグリーンっぽいチェックがあったのですね!

図書のじかん

2017年10月2日(月) ブログ
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今日は久しぶりに思いっきりの雨。
 
そんな中、
「天の橋立の近くです」
と、京丹後市から車を飛ばして来て下さったお客様。
 
本屋さんで[ストーリーキルト]をみつけて下さったのがきっかけのようで…
本当に嬉しいことです。
無事に帰りつかれたでしょうか。
 
ところで、来春の[布と糸でつくる夢展]に出品するべく、夏から少しずつ取り組んでいる大きめキルトの 今年のテーマはズバリ「学校」です。
 
と、言っても山田監督作品のような深いテーマがあるわけではありません(>_<)
 
私なりの
(こんなだったらいいな)
と、実にかるいスクールの各教室です(^^;;
 
もちろん、一番初めに手掛けたのは「図工室」(^^;;
人物はなんとか出来たものの、小物が多くて途中で休憩。
 
隣の「図書室」はなんとか完成しました。
こちらの方が小さいし、こどもたちの人数も少ないですから。
 
この図書室には座り心地の良い椅子が置いてあるけど、柔らかいカーペットが敷いてあって、こどもたちは思い思いの格好で読んでもいいんです。
先生もつきません(^^;;
 
実は私の勤めていた小学校の図工室の向かいは本当に図書室だったのです。
 
絵を描く時の参考資料がすぐ近くにあった、というわけで大いに活用させていただきました。
 
そして その隣は家庭科室でした。
 
と、いうわけでこれから家庭科室を作ります(o^^o)

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