いったんお別れ

2014年12月25日(木) ブログ
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クリスマス、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

国内でも海外でも「良い事」の情報はあまり無く、「悪い事」の方が多い昨今。

無事に平和に過ごせることに本当に感謝します。

今日は新春の休み明けまでいったんお別れ、の挨拶ばかりしましたが、スタッフNyaさんとはもっとしばらくのお別れです。

おうちの事情で今日でスタッフさんをやめられます。

まだ若い若い頃にやってきた彼女。
これからの人生、いろいろあると思うし、いろんな時期があるもので、本当に別れだとは思っていません。

ユニークなドレスを作るのが大好きな彼女の個展もいつかしなくっちゃ。

身体に気をつけて彼女らしいキャラクターでいろいろなことを乗り越えて行ってほしいと願っています。

さて、今日の一枚はKさんのウェディングボード。

来春1月の末に一人娘さん(お兄ちゃんが2人^^;)がセレモニーをされます。

だいぶん前からチョコチョコ、ちょこちょこ、本当に本当に丁寧に作っていらしたこのボード。
中央の絵キルトはもちろん、まわりの花もワンちゃんのフェルトワークもぜーんぶ手づくりです。

娘さんの幸せを願う彼女の願いや不安がいっぱい詰まっているのを横で見てきた私は随分感動させてもらいました。

ほんと、幸せになってほしい!

諦めない、ということ

2014年12月22日(月) ブログ
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すみません、昨日のブログに書いたAttwellさんのお名前の綴りを間違えていました。
ファーストネーム、正しくはMabelさんです。

ところで昨日のテレビ番組。
仕事の手を止めて、やっぱり観ました。
NHKの報道番組[原発メルトダウンfile5]
いったいNHKはどんな風に伝えるんだろう?と心配で。
以前から続くこの番組自体は普通に良心的に思いますが。
トップの籾井さん、
「選挙が終わった後なら放映してもいいよ」
とか、言ったのかなあ?とつい思ってしまいます。

最後の最後の場面。
畜産農家をしていらした女性が汚染地帯に残してきた牛達に事故後もずっと餌をやりに…

やるせなさそうに柵をしめながら「バイバイ」と小さく手を振る彼女のことを一頭の黒牛がじーーとたたずんで見ている画像が焼きつきました。

そして番組の最後、次回の予告に又愕然。
現在起きている多くの子どもの貧困…

戦後産まれた「戦争を知らない子どもたち」の私たち。
確かに昭和の日本は貧しかったケド…

(だんだん世の中は良くなるんだ)
と、疑わずに大きくなったのです。

ふと気がつくとこんな世の中になっているとは。

今日も、
(新しいオリジナル布も出来る事だし、またまた新年はシーズン到来、レッスンバッグとか可愛いバッグをいっぱい作ろう!)
と、バッグ用に使っている薄手のキルト綿をいつものように日本ちゅうこうさんに注文したところ、なんとそれを作っていた会社が潰れたと…

今度の布に合うなあ、と思っていつもお世話になっている布屋さんにコードレーンを注文すると、もう日本では作っていない、と…

ワイルドスミスさんの絵本を多く出してくれていたらくだ出版もなくなったそう…

キェ~~~❗️って叫びたくなりました。

小出さんまで
「元気が出ません…」
って仰ってたけど、小出さん本人やマイケルがいつも言っていたこと、
「諦めたら本当の終わり…」
これ、やっぱり来年も心の中に唱えて行きます。

利権や既得権は無いけれど、たとえ生まれた土地が厳しい自然の中にあっても一生懸命真面目に生きる普通の人たちが普通に暮らせて、子どもや若者達が夢を持って大きくなれるような社会…

こんなに難しいこととは…

クラシックな絵の…

2014年12月21日(日) ブログ
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手前味噌ですが、ショップも絵本図書館もカフェも、クリスマスはやっぱり可愛いです。

クリスチャンでもないのにとにかく意匠が好き!

読書

2014年12月20日(土) ブログ
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その人のことを思うあまり、つい一言余計なことを言ってしまう悪い癖が…私にはあります(~_~;)

今日も言ってしまいました。
「テレビなんて見てちゃダメよ」

とっても余計なことですよね。
少なくもない家事や用事や家族の世話に疲れての夜をどんな風に過ごそうとその方の自由で 他人からそんな事を言われるいわれはありませんよね。

でも、私より年若く、これからいろんな人生の節目節目で迷う事や悩む事があるだろうな、と思うとつい要らない事を…
ときどきヤってしまいます。

ゆう風舎の絵本図書館は子ども達が絵本の素晴らしさを体感し、そして本に親しむきっかけになってほしい、と願って運営してきました。

でも…たぶん、子ども達の住む家の近所にたくさんの図書館があるよりも、お家の中に本がたくさんあり、お父さんお母さんが本を楽しんでいることの方に軍配は上がることでしょう。

本に親しむことはある意味で幸せな人生に関係すると思っています。

もちろん(幸せ)の意味の捉え方で人それぞれだと思いますが。
物質的な幸せではなくて(心)が強くなるような気がします。

実は先日、何気なく交わしたIさんとの話の中で、Iさんの言葉に意を強くしました。

高校時代からの友人で仲良しだった旦那様を50代の若さで亡くしたIさん。
亡くされた直後からのIさんの健気さはときどきこのブログでも紹介してきましたが、少し月日を経て、辛い日々のことを少しずつ話してくれることもあります。

そして身辺が落ち着いてきたこの頃では、旦那様との会話が無くなってしまった夜の孤独を本を読むことがどれほど救ってくれたか、ということをつくづくと言っておられました。

自律神経失調症の薬を飲まなくて済んでいるのもそのせいだと思う、と。

良い一冊の本を読み終えると、素晴らしい人と出会ったのと同じ感覚だ、と。

人生の中には小さな子供を育てている時とか、その他、どうしても読めない時期があるものです。

テレビも観たい、と思う番組を観るのはいいと思います。
でも、のんべんだらりと暇つぶしに見るのは…

老婆心ながらそんな風に思うのですよ^^;

子どもと雪

2014年12月19日(金) ブログ
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雪ほど、子どもの頃と大人になってからの印象が違うものもないかも?

今回の低気圧と寒波がもたらした大雪の様子をニュースで目にすると、こんな一冊をご紹介するのも ちょっと憚られる気もするのですが…

れいによってクリスマスシーズンのために心温まる絵本をセレクト。
今年10月に発刊されたばかりの絵本を紹介します。

表紙の裏にこうあります。
「ある ゆきの あさ、ダニーが がっこうにつくと…
おやおや?おともだちが だれもいません!
そのひ とうこうしたのは、ダニーが
がっこうじゅうで いちばん にがてなトラッパーせんせいだけでした。

じんせいで いちばん さいあくな いちにちになると おもった そのひ、
ふたりは じんせいで いちばん すてきないちにちを すごしたのです。」

なんとなく展開は予想されるものの、レベッカ・コップという人が描いたペン?と絵の具の絵がなんとも可愛く新鮮です。

[ゆきがくれたおくりもの]
作者は[ノッティングヒルの恋人]や[フォー・ウェディング][Mr.ビーン]等を書いた人気脚本家、映画監督のリチャード・カーチス。

ホント、雪も夢を連れて来てくれるくらいの分量、景色を美しくしてくれるくらいに、降ってくれればいいのですが…

昨日ほどではないけれどやっぱり寒かった今日ですが、クリスマス絵本を楽しみに、プレゼントの絵本を選びに、来館下さったお客様、ありがとうございました。
来週木曜日まで絵本図書館開けていますよ。

マチエール

2014年12月18日(木) ブログ
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わりに大きな作品なのにこの時期、まだこのくらいで大丈夫?

大丈夫だと思います^_^

仕事もカリスマ主婦も一手に引き受け、忙しいIさん。
なかなか作品に向き合う時間がなかったのですが、年が明けるとエンジン全開、春の作品展には個性的な大作をバッチリ仕上げて出品してくれるハンサムウーマンでもあります。

御実兄を亡くされてから祈りの気持ちを込めて作った今年の作品[敦煌]
それを作りながら
「来年は明るーい作品、作りたい」
と、笑っておられたIさんが選んだのは見渡す限り一面に咲くピンクのコスモス畑です。

ブルーのリネン地にまずは様々な色のオーガンジーを割いて縫い付けて…
「これからどんどん盛ります」
と言いながら、今日はアブリルの3本よってある糸をわざわざ一本ずつに分けてオーガンジーの上から縫い付けていかれます。

こういう風に具体的なモチーフを作って行く前に土台に変化や風合いや下塗りをしていくことを 絵を描いていた頃、私達は「マチエール作り」と呼んでいました。

「マチエール」というのはフランス語で「素材」とか「材料」とか言う意味もあります。

真っ白なキャンバスや和紙に直接モチーフやモデルを描いていくのではなく、絵の具やその他の物を駆使して(その感じ)をより出すためにする下地作りです。
仕上がりの奥行きや色彩の厚みが出て、一層深い味わいになるのですよね。

それにしても絵キルトでそれをするIさんは流石。

今回もIさんらしい、スケールの大きい作品になることでしょう。

オムレツを食べに

2014年12月14日(日) ブログ
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第二日曜日。

家にいれば冷たい風にもあたらず、お金も使わず、多少は整理も仕事も出来るけど…。

やっぱり、やっぱり出てきました。
相変わらず、神戸です^^;

寒風吹きすさぶ岡本を歩き回るのはちょっと辛いので元町辺りにしました。
ちょいと目的があるのです。

まずは大丸のカフェラでカプチーノ。

私は仕事がらみ?でときどきは訪れますが二人で、では久しぶりです。
回廊から覗くケヤキは見事な黄色に色づいて情緒たっぷり、出されたカップを見て思わずテンション上がります。
なんと、スノーマンのあれこれ(*^^*)
私のはスノーマンのニットキャップをかぶった子ども(≧∇≦)❗️

これだけでも出て来た甲斐があった気が(^o^)

[目的]というのは元町通りを神戸方向へ半分くらい行った所にある[グリル スターシップ]のオムレツです。

狭い間口で奥に細長くなった小さなお店ですが、ドアを入ると漆喰の低い天井や板張りの壁、テーブルも椅子もとてもレトロなこのお店。
知る人ぞ知る、ビーフシチューとオムレツが有名な神戸らしい昔からの洋食屋さんなのです。

店名の通り、店内はいろいろと船舶に関わるものが飾ってあります。

ここのチーズオムレツが美味しい!
ゴロゴロ、クリームチーズが入った、表面はちょっと焦げがあるくらい、中は半熟。
オーナーシェフも歳を重ねて来られましたがまだまだ元気で作っておられます。

(皆を連れて来たいな)
いつも思うのですが、それがどうしても無理。
水曜日がお休みなのです。

明日は?

2014年12月13日(土) ブログ
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今日は寒くとも、わりあい穏やかだったけど…。

明日は雪が降るのかなあ?

近くの赤穂では恒例の[義士祭]

そして選挙の日。

新聞、テレビで言うように行かない人多いのかなあ?

やっぱり自民党が圧勝するのかなあ?

そして、やっぱり経済最優先とか言って事故を忘れたように原発再稼働どんどんするのかなあ。

いろんな人がいろんな努力してきた三年間…。

でも、私は気がつくのが遅過ぎて努力足りてないし…。

福島と往復している人の言葉がしみます。
「関西に来ると、まるで同じ日本とは思えない…」

キット組み

2014年12月12日(金) ブログ
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こんな寒い時期にでも各地の皆様からキットのご注文をいただくのは本当にありがたいことです(*^^*)

少しでも早くお届けできるよう、日々スタッフさん、頑張ってくれています。

ちょうど大丸からの注文も重なり、それもクリスマス物なので遅くなってしまうと何にもならず…
と、いうことで今日は私もスタッフOさんと一緒にキット組み。

こうしてときどき自分で久しぶりにキットの箱を開けてみるのもとっても大事なことです。

「この切れ端はもう捨ててもいいな」バッサリ…と言うのは私でないとできない仕事。
やっぱりスタッフさんだと遠慮してできないみたいです。

そして、いつも何よりスタッフさんの苦労がよくわかります。
たぶん、ゆう風舎の60cmくらい以上の絵キルトのキットを組むのは日本一ややこしいのでは?^^;

使っている布数もさながら、布の部分にもこだわっているし、その上、リボン、ビーズ、コード、毛糸、ボタン…というふうに異素材を加えるのが大好き、と来て…。

ホント、スタッフさんにも、作ってくれるお客様にも日々、感謝です。

今日は大丸へ送るキットとご注文いただいた[つづきを読んでね]を組みながらつくづく思いましたよ。

懐かしい!羨ましい!

2014年12月9日(火) ブログ
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旦那様の実家が城崎郡香住町の方がおられて…。

両親がもう亡くなられたそのおうちを貸すことになり、最近足繁く通っておられましたがこの間の週末は日帰りで帰るつもりが思いがけない大雪で泊まることになり、大変な寒さだった話を聞いている時に…

東京のNさんからのメール
「今日は文化村で映画を観たあと、久しぶりに松涛ケーキを

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