プリント・ファスナー

2010年4月24日(土) ブログ
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[Yu’s…]の絵柄をアレンジしたプリント・ファスナー?が出来ました。
まさに(見せる)ファスナーですね。
(可愛いな)とは思うものの、実際に、効果的に使って作るのは どんなものがいいかな?と考えこんでしまいます。
合わせる布は たぶんシンプルなものがいいだろうし…。
ふと、4種類の中の一つ、小花プリントのファスナー
(これはパネル柄Kids!Kids!の女の子がハサミで裁っている布の柄です)
が 以前買ってたUSAコットンと、色は少し違うけど似てるなあ、と思い立ち、早速ポケット付きのトートバッグにしてみました。
赤い革の持ち手がよく合うような…。

早、心は…

2010年4月23日(金) ブログ
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もう何年も、毎年開催している作品展。
たぶん、この、(毎年)というのは絵を描いていた頃や
(と、言っても、連れ合いと違って私は滅多に公募展には出しませんでしたが)
教師時代の[図工展]の名残だと思います。
表現活動をするのには一年に一度の目標がある方が…と思うのです。
それに結婚式当日や、赤ちゃん誕生の日以来、何かと脇役に回りがちな(お母さん)達に主役になって力を示してもらい、特に、誰よりもご自分自身にその力を振り返ってもらって自信にしてほしい、て願って続けてきました。
でも、よく考えたら、つきあわされる皆さんは大変かも?
特に作品展間近の今ごろ、いろいろな事情でまだ仕上がらず、ふうふう頑張っておられる姿を見ると、
(酷なこと、強制してるのかも?)
と心配になることもよくあります。
でも!
ふうふう言いながらも、一旦完成して提出した後の皆さんの顔はやっぱり晴れやか(^_-)
しかも、すぐに次回作や6月の[リネン&レース展]に向けて作る作品のアイデア探しに本を探したり…。
私が(ホッ)とし、ジワ〜と幸せを感じるひとときでもあります。
やっぱり皆、縫い物、手仕事、手芸が大好きなんだ…(^-^)
今日も、セーターを提出しに来られたNさん。
もうレース展に向けて始動みたいでレースの布を買って帰っていかれました。

この間、有輪さんに注文していたレース生地も 一部到着です。

[モモ]服

2010年4月22日(木) ブログ
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いよいよ、続々、[布と糸でつくる夢]展に出品する作品が集まってきました。
(まだ、ギリギリまで頑張られる方も 何人かおられますが…)
ベッドカバーや絵キルトではなく[洋服]の作品もあります。
毎年、ユニークで弾けた帽子付きドレスを出品してくれるNyaさんの、今年のテーマはミヒャエル・エンデ作のファンタジー[モモ]からインスパイアされたもの。
図書館で借りて読んで、とても気に入って
(よし、この物語のイメージを子ども服に仕立てよう!)
と思ったそうです。
それから何ヵ月…できてきました、3人の子ども服と、ここには写っていませんが主役モモの服…。
ええと、カブトムシの帽子にカバーオールの男の子?
双眼鏡をかけた(この双眼鏡も布で上手く作ってあります)マリンルックの男の子?
赤毛の人形を持ったワンピースの女の子?
こういうのがでてきたっけ?
ずいぶん以前に読んだ私としては、頭くるくるの女の子モモと灰色の服を着た(時間泥棒)の男達しか思い出せませんが…。
楽しい展示になりそうです。
どの服にも、よく見ると可愛い、ポップなアップリケがついていて、これは昔のNyaさんには見られなかったもの。
ゆう風舎に手伝いに来てくれてからの成果、と、私はほくそ笑んでいます。

いよいよあと一週間

2010年4月21日(水) ブログ
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朝から鳥の声がとても賑やか。
山々の深いグリーンの上にはサアっと筆で塗ったように白を混ぜたパステルカラーのグリーン。
いよいよ1年中で一番美しい季節がやってきました。
虫たちも元気に活動し始めたのが 厄介者ですが、やっぱり作品展には暖かい季節でないと…。
今朝も 滋賀県に住んでいる高校時代の友人が
「連休に家族で行くよ」
って嬉しいメール。
高速道路は混雑して大変かな?
「覚悟して、のんびり来てね。MJのCD作っとくからね」
と返信。彼女には[入門編]です(^-^)

ところで6月2日に神戸大丸で開催のワンディ・レッスンの作品出来ました。
(まだまだのこと…)
と思っていましたが やはり案内ハガキとか作っていただくのに必要で、頑張って作りました。
楽しかったのですが、やっぱりワンディ・レッスンではちょっと時間かかりすぎかなぁ?
いろいろ考えて、たぶん、上の部分、下の部分、両方の分、と キットは3種類にしようかな?って思っています(;^_^A

いちおう、完成

2010年4月20日(火) ブログ
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昨日の夜10時、とうとう筆を置きました、じゃなくって、針を置きました。
始めに思っていた、街灯や道路標識やゴミ箱や立て看板といったものはやめました。
苦労して作っても人物や店内のものを少し隠してしまうからです。
以前、若くて勢いのあった頃は、作品展の準備をしながらでも 前の晩遅くまで仕上げにかかっていたものですが、もう今はそんな風にはできそうにありません。
いちおう完成、と思うと 長い間毎日使っていた下絵や資料用の写真や刺繍糸入れやローンの無地の切れ端入れの箱やらが なにか(戦友)のような気がします。
「お疲れさん、ありがとね、ありがとね…」って感じで。
まだ勿論、[You‐Tube]解禁、とまではいきませんがこれからは肩の荷物を下ろしていろいろな準備作業ができる、って感じです。
そろそろ暖かさも戻ってきたみたいで…。

北斎

2010年4月18日(日) ブログ
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(しあわせな気分)でないとなかなか手作りは楽しめないかもしれません。
でもニュースでは毎日のように 幼い子への虐待で死にいたらしめる事件が報道されると、同時代に生きている私にも 何らかの関係、原因があるのかもしれないと暗い気持ちになります。
(人は人…)と割り切ってしまうことはできないと思います。

逆に
(人間ってやっぱり素晴らしいな)
と思える時は力が湧きます。
夕べ観た[美の巨人達]の葛飾北斎はまたまたびっくりでした。
副題に(まるでディズニー?)とついていたので
(どういうこと??)
と、よけい興味深かったのですが…。
北斎の[富嶽百景]はあまりにも有名ですが、それ以降も90歳で亡くなるまで八面六臂の活躍をして、凄い作品を遺しています。
考える事のスケールの大きさ、ユニークさ、独特の技法等、海外の作家にも多大な影響を与えた日本人だったのですね。
夕べ 取り上げられていた作品[月見る虎図]の虎の、にんまりというかうっとり、というかあの表情。
とても江戸時代の作品とは思えません。
しかも北斎85歳の時の…。
さらに晩年に描かれた二体の虎図はますます自由で軽妙洒脱、顔はまさにディズニーアニメのようでした。
堀文子さんが90歳を過ぎ、(死)が半分以上自分の中に入ってくると、もう怖さはなくなり、却って知らないことへの興味が湧き気持ちがワクワクしてきた、というような事を書いておられたのを思い出すような絵でした。
健康のために長生きするのではなくて、やりたい事がいっぱいあるから長生きしたい、という北斎の生き方は
(確かに、確かに)
とは思うものの、実際歳いってみるとよほど強い意志のある人でないと…って思います。

ところで 私が今作っているのは6月の大丸でのワンディ・レッスンの表題作品です。
とは、いっても又、どのキットをして下さっても、というふうになると思います。
これが出来上がったら、詳しくお知らせしますね。

若者たち

2010年4月17日(土) ブログ
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コットンタイム5月号が発売されて、もう一週間くらいたちますが、やっとキットが出来上がったので、又、アップしますね。
昨日、早速、買いに来て下さったSさん、申し訳なかったですm(__)m

ところで、夕べ観たYOU−TUBE(ごめんなさい、掟を破って又ちょっとだけ観てしまいました)
こうしてブログにMJの事を書く時、
(お好きでない方は去ってしまわれても仕方ない…)
と一応開き直ってはいるものの、実は結構ビクビク書いています(;^_^A
亡くなって一年近く経つのに、今まで全く知らなかったからといって遅蒔きにしつこく感動して、しかも自分の中に秘めておけないで皆にも共感してもらおうとうるさく言って…
でも、でも!
どうも私だけじゃないみたいです。
亡くなってから世界中でそんな人が増えているらしいのです。
その理由や時代背景みたいなものはいろいろあって、ここでは書ききれませんが[ネット配信]も大きな役割をしています。
彼の中期後半?に[DANGEROUS]という曲があります。
その曲につけられたダンスが又、(素晴らしい!)を超えています。
10人くらいのダンサーとマイケルが白いカッターシャツ、黒のスーツをピシッと着て 一糸乱れず複雑な、粋なダンスを繰り広げるのですが、その動画の感想欄には意外と、とても若い人のものが多かったのです。
そういえば日本のどこかの高校の文化祭でこれを見事に再現してる画像もあったっけ。
その、感想…。
若者なので文は一行とか二行…。
でも、素直に驚いて、感動して、「すげぇ!」なんて書いてあります。
「知らなかった。今までは整形オバケって思ってたけどいろいろ動画を観て凄い人だったってわかった」
っていうのも…。
そして、たいてい
「自分もがんばる」
「世界の事を考える」
って結んであったのが何より嬉しかった…
彼の遺志は絶対繋がりますよね。

トローリ

2010年4月16日(金) ブログ
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甘いもの好きは両親譲りです。
大阪でサラリーマンをしていた父が たまに会社帰りにケーキを買ってきてくれると 物凄く嬉しかったのです。
祖父母も寄せて6人家族ですから 箱の中に6つ。
今のようにフランス風に凝ったケーキではなかったけれど 定番の苺ショート、チョコレートケーキ…。
どれにしようか、さんざん迷った結果、たいてい私は銀紙(アルミホイル?)に包まれた四角いものを選びました。
まあ、言えば 見た目は一番地味。
でもこれが食べると美味しい!
それがブランデーケーキでした。
銀紙で包んであるのはたっぷりかかったブランデーシロップがしみだすからです。
かすっとしたのはダメ。
それこそビショビショジワジワが美味しいのです。
だから、うちのブランデーケーキにもブランデーとラム酒を混ぜたシロップを分量より多めに作って焼きたてに トローりかけます。
すぐにいただくのではなく、しばらく熟成させて…。
ちょうど作品展の頃が食べ頃です。
こういうケーキがあると助かります(^-^)

くるみボタン

2010年4月15日(木) ブログ
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子供の頃、母が作ってくれる洋服に 同布で作られたくるみボタンをつけてもらうと とても特別な感じがして嬉しかったものです。
子供心ながら 手間がかかって贅沢なもの、と思っていたわりには
「あ、そう?それでいいん?」
と 母はなんだかホッとした様子。
その理由が大人になってからやっとわかりました。
ボタンって1つが結構高価なんですね。
しかもその服によく合うボタンを探すのも一苦労。
なので、布を裁ってアルミ製の型に巻き付けて作るくるみボタンは安価に出来るんですね。
それでも、作り方、難しいんだ、と思っていました。
ところが、最近では少量ずつがラバー製の枠等と一緒にセットになっているものが販売されていて簡単に作れるようになっています。

素敵なカーディガンが出来ているNさんも、
「なかなか合うボタンがなくて…」
と、そのままにされていました。
「う〜ん、このカーディガンなら、皮製か木製のコロンとしたのがいいなあ」
手持ちのを探してみると、全然、数が足りません。
その時、ピン!ときました。
(そうだ!皮は無理だけどウールか何かでくるみボタンを作ってつければどうだろう?)
「タータンチェックがいいです」
というNさんのためにデッドストックの、古いホビーラの起毛チェックを出してきました。
早速作り出したNさん、初めてでも、コロンとうまく作れるくるみボタンに大喜び。
あっという間に7つ出来ました。
手編みカーディガンの上に乗せてみると…
まるで、ぬいぐるみに目をつけた時のように 生き生きとカーディガンが輝いてきましたよ。
チェックのいろんな柄が1つずつ違うように出るのが又楽しいです。

新緑少し…

2010年4月14日(水) ブログ
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今日は大阪に用事があって行く途中、久しぶりに三ノ宮辺りに寄りました。
車窓からは
(すっかり散ってしまったかな?)
と思っていた桜も まだ少しは残っていたし、毎年ながらこの季節の黒く映る枝えだに生まれ出た新芽のグリーンの美しさは格別です。
私もしばらくは出て来れませんから、しばし目のお正月です。
ただ、今日も先週ほどではありませんが寒い春の日です。

新緑を愛でながら歩いていると、東京のNさんからメールが…。
フリーライターのNさん、お休みを利用して[布と糸でつくる夢展]観に来て下さるそう。
嬉しいです(^-^)
近年、ご両親を相次いで亡くされて少し元気のなかったNさんが田舎の空気を吸って、楽しんで下さったらいいなあ。
うちのスタッフももうお馴染みだし、元々の[Nさんファン]もおられたり…。
関西のノリで楽しんでもらおっと。

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